サウナ:「な、何これ?熱い!」入って数十秒で滝汗。熱源はストーブというか規模感的に「釜」。その上に敷き詰められたサウナストーン。一畳は優にある。フィンランド人の投げる水で、地獄のような、いや、天国のようなロウリュが回ってくる。でも苦しくない。
アヴァント:氷点下の川の水…「入るしかない!」と意を決して入る…何秒入ったか分からない。たぶん3秒ぐらい。「痛い!!」と叫びながら階段を駆け上がる。冷たいとか気持ちいいとかそんな悠長な言葉は出ない。
外気浴:サ室入り口からアヴァントの階段まで10mぐらいの通路があり、その脇に長椅子がしつらえてある。そこが外気浴スペース。ぼぉーっとしてる人もいればおしゃべりしてる人もいる。外気浴を全くしない人もいっぱいいる。命の危険を感じるアヴァントから生還した安堵感に身を包まれながら「整った~!」
このセットを4回ぐらいやって終了です。
行きにくい場所でもあり情報の箇条書き
・予約必須。ここまで来て「予約でいっぱいなのでダメ」と言われたら辛すぎるし、私の時も満席だったと思います。
・予約方法はメールか電話。私はメールで予約しましたが「3/2」はフィンランドでは(イギリス英語が通用している国では)2月3日になります。3月2日に予約したければ「2/3」と記載しましょう(翻訳アプリでは「3/2」となるので注意です)。
・saariselkaからkiilopaaまで高速バスで8ユーロ、saariselkaからkiilopaaまでタクシーで行くと60ユーロぐらい(2024年3月時点)。節約したいですね…
・サンダルみたいな簡易な履き物持参推奨。サ室~アヴァントの通路が冷たいです。
Suomen Latu Kiilopää/Fell Centre Kiilopää
Laplandでスモークサウナとアヴァントを堪能できるサウナ
サウナの原点、キングオブサウナ
ここのスモークサウナにはどうしても入りたい
インターネットから予約を試みたが上手くいかず
それでも諦めきれず前日に直接レセプションへお伺い
すると翌日15時からの枠が空いていると!
嬉しすぎて涙が出そうだった
いざ、スモークサウナへ
入った瞬間スモーキーな香りが広がる
天井は低く壁を触ると手には煤が
今までに見た事がない巨大な釜と大量のストーン
圧巻はロウリュ
積み上げられたストーンから最高の蒸気が部屋全体を包む
まさにキングオブサウナ
これ以上にない程熱くなり、自然の川のアヴァントへ
Laplandの極寒アヴァントは想像以上の脅威
しかし最高にととのう
最北の地に最高のサウナがあった
現地の方は言う、ロウリュの描く放物線はアートだと
フィンランドではサウナは生活であり、家族であり、人生である。そしてアートでもあるのだと新しい経験をさせてもらった
フィンランドサ旅でヘルシンキからイヴァロに飛んでバスでやってきました。ウインターアクティビティを楽しむ方々のロッジという感じの施設でした。こちらのスモークサウナと川でのアヴァントを楽しみにやってきました。
15時前に到着してチェックインし、まずはホテルの方のサウナも入ってみました。タワー型の電気式ストーブがあり、ロウリュでいい汗かきました。これはこれで良かったです。
そして16:30から90分の枠でスモークサウナに入りました。予約一杯で結構混んでました。室内は椅子の下の照明のみで暗くていい雰囲気でした。最初は他の方々も様子見であまりロウリュしない状況でした。そこでバケツ横の席に座って多めにロウリュ、石が熱いところにかかるといい音がして気持ちいい蒸気がやってきました。Finn人っぽいおじさんがいいロウリュを投げてました。スナップをきかせるのがコツなんでしょうね。上手でした。
川に水温は-0.7℃でしっかり冷えてました。流れがあるためか、かなり冷たく感じました。そして体を拭いてからの外気浴、暮れて行く景色を見ながらいい気持ちでした。すっかりアヴァント好きになってしまいました。
時間枠までしっかりセットを重ねました。終わりの方ではおじさんばかりが残って、いいロウリュをたくさん投げてました。なかなか気持ち良かったです。最後はソロになったのでたくさんロウリュを投げて熱々の蒸気を楽しみました。
湯上がりにはレストランでラピンクルタの生をいただきながらビュッフェディナーをいただきました。鮭が塩味が効いていてサウナ後にぴったりでした。ビールをおかわりしてすっかりいい気持ちになりました。
レストランへ行く途中でオーロラが少し見えました。曇っていたので諦めていましたがラッキーでした。帰りは見えなかったのでもう少ししっかり見れば良かったと思いました。
今、ホテルの部屋でダラダラしています。だいぶ眠くなってきました。白銀の世界の中でいい体験ができました。来れて良かったです。
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