東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山&VIALA

#施設全体
会員制リゾートホテル内の温泉＆サウナ。
ビジター、および日帰り入浴は無いので会員になるか、会員のツテを頼って宿泊するかしかなく、サウナー利用としてのハードルは高い。
だがハーヴェスト系列でも施設全体の評価が非常に高く予約困難ホテルの一つ。

#お風呂
全体的にタイル張りでラグジュアリーな作り。
露天は見事なオーシャンビューの温泉。黄色みがかった塩っ気のある温泉。
だが目もくれずサウナへ。

#サウナ
内風呂エリアの奥まったところに、最大10人くらいの2段のドライサウナ。
天井付近の温度計が90℃。湿度は不明だがカラカラ気味。
2段目は恐らく80度くらいか。
ややぬるいとは感じるが、10分～12分もいれば水風呂も冬の外気浴も充分気持ちよくなれるほど温まる。
テレビなし、ヒーリング系BGM有り、明るめ。

#水風呂
サ室のすぐ横に最大3人ほど入れる、座って初めて肩までつかれる深さの水風呂。
水温計は無しだが、恐らく16～17℃。特筆事項は特に無し。

#ミストサウナ
露天エリアにガラス張りでオーシャンビューのミストサウナ有り。
ロケーションは良いが45℃とかなりぬるく、いつまで入っていても水風呂に耐えられる肌にはならなかった。攻めるためのサウナとしては微妙。

#休憩スペース
露天エリアにチェア×１、脱衣所奥の外気浴エリアにチェア×１
広さの割には少ない。サウナ施設ではないので当たり前か。


#まとめ
サウナは充分汗が出るし、水風呂もすぐ横にあるが、外気エリアへのへの動線が遠いし休憩スペースも少ない。
が、脱衣所奥にある外気浴エリアが非常に良いスポット。

なので、サウナに入る前にバスタオルをサ室横のメガネ置き場に置いておき、
サウナ・水風呂から出たらバスタオルで身体の水気をしっかり拭いて、一度脱衣所に戻ってから外気浴エリアに出よう。

そこには一人がけのチェアが一つだけポツンと置いてあり貸切空間になるので、そこで波の音を聞きながら海と空を見ながら整えばもう最高である。
というかこの整いスポットは他のサウナ聖地にも無いほど極上空間ではなかろうか。

まとめよう。
サウナ→水風呂→バスタオルで身体を拭いたのち腰に巻く→脱衣所経由で外の整いチェアで休憩。
これに尽きる。

男女日次で入れ替え型なのは毎度のハーヴェスト仕様。

特徴としてはサウナ＆風呂＆洗い場～露天温泉～休憩所＆スチームサウナの3階構造の立体的な構造。
サウナはストーンで小柄ながら結構な馬力、タオルの薄いところが熱くて座れないほどの火力がある。ただ、人の出入りによる温度低下の影響を受けやすい。時間帯によるが箱根のハーヴェストに比べるとサウナ利用者が多い印象。

水風呂はサウナの隣にある、チラー要素なく高め、深度浅めの体感20℃くらいか。片方は狭くて4人が入ると水が溢れて結構水位が減るのでご注意。

休憩所は階段を2つ降りるので導線が長い。屋外のため波の音だけを感じながらウトウト出来る。
ただし明確に休憩出来る場所という意味ではスペースが少ないので色々空いた場所を活用されたし。
休憩スペース隣の蒸しサウナは体感温度が低くイマイチ。

露天等の眺めは最高、熱海の海岸線を一望できる素晴らしきオーシャンビュー
※写真は部屋から撮ったものだが、こんな感じで昼夜一望できる。
温泉はしょっぱい、所謂東京都内と同じカルシウム・ナトリウム―塩化物温泉、ってことは温泉街には珍しく非火山性なのか？

色々好みは分かれるものの、サウナも堪能したい宿泊先、としてはアリかなと。