男
- 90℃
- 25℃
高温サウナに入れるのは2日に1回のみ。サウナよりも温泉と太平洋を望むオーシャンビューを楽しむべき場所。
新天地を前にリフレッシュする徳島旅。旅の目的地は徳島最南端の宍喰(ししくい)温泉。徳島駅から電車で3時間ほどかかりますが、世界初というDMV(デュアル・モード・ビークルなる、車道と線路の両方を走る乗り物:https://www.town.kaiyo.lg.jp/docs/2021042600018/)にも乗り込んでこちらのホテルに宿泊。
ホテルのそばはすぐ太平洋だし、全部屋オーシャンビュー。夏はサーフィンなどのマリンスポーツでにぎわうようですが、この時期は静かなのか波の音も最高でした(夜から天気が崩れてしまったのだけが残念)。
サウナもついているということで楽しみにしていましたが、高温サウナ付きの浴場とミストサウナ付き浴場とが日替わりで男女交代で入浴できる仕組み。夜と朝とで両方は入れるかと思いきや、朝はサウナには入れないとのこと(温泉には入れます)。チェックインした日は男性はミストサウナだったので、高温サウナに入れない事実を突きつけられてしまうことに(今は男性は偶数日はミストサウナ、奇数日が高温サウナらしいです)。
でもとりあえず試してみようと浴室へ。半開きの扉を開けて中に入ってみると、ミストというよりシャワー。入って数秒で体は水浸しになりますが、温度も低く汗をかいているようには感じられない。
水風呂には「常温水」との張り紙がされており、入ってみると確かに常温。3セットやってみるも、整う気配もなくあきらめて純粋に温泉を堪能する方向に切り替えました。
サウナ目的で日帰り、一泊で利用する場合は注意が必要そうです。
温泉や食事、ロケーションはとても良く、宍喰エリアはのどかで心が落ち着きました。観光はほとんどできていないし、トレイルランも推しているようなので、2,3日滞在できるといいなぁと感じました。
徳島南部サウナ探し1戦目はコチラ。夕方に40分ほど滞在。
高知との県境付近にある施設なので非常に遠かった。なんでも徳島の中でもサーフィンのメッカなのだとか。昼間であれば海岸を見ながらなので好きな方には良いドライブになるやも。周りはプチリゾート地の様な感じでサーフィンショップや少ないながら飯屋や民宿が数軒。
道の駅とホテルが同一区画にあり道の駅ではこの地方の観光路線バスのジオラマや地の魚の土産なんかが置いてある。
風呂はホテルの2階でフロントで料金を支払う。フロントは団体客でにぎわっていたので少し嫌な予感が。風呂前には広い休憩スペースがありテーブルや椅子が多く設置されている。
脱衣所は非常に綺麗でロッカーは鍵付き。下駄箱は鍵がないので注意。浴室もかなりの広さでサウナ、水風呂、寝湯、プールの様なメイン浴槽と小さめのジェットバスがある。打たせ湯や檜風呂もあったみたいだが故障だったりで使用できず。最近、日帰り入浴料の値上げをしたらしくこれも合わさり残念な感じ。造りが少し特徴的。
1セット目、嫌な予感がしていたが浴室は混んでおらず予感が外れてくれたかと思っていた。しかしコレはぬか喜び。サウナ前に注意書ありで定員3名となっており中を見ると先客2人なので飛び込む。TVなし2段で本来なら8人位のキャパ。5分くらい蒸されていたが先客のオッチャン達は中々うるさい。さらに文字の読めないオッチャンがサウナに入ってくる。追い討ちでどーでもいい話が盛り上がっていく。流石にギブアップ。サウナ自体は少し年季入っているが90℃位でじっくり入れる瞑想系。掛水して水風呂。寝湯や温泉を堪能してサウナは占拠されていたので早いが終了。
風呂は少しヌルッとする泉質で温泉好きの方にはおすすめ。人が少なければ瞑想系のサウナもいいかも。施設の推しである海が一望できるという部分はガラスの枠で少し見づらいので私は微妙に感じた。常連ジーサンズは最悪。若者ドラクエパーティより田舎のジーサンズの方がマナーが悪い気がする。
5点中2点
こんにちは、僕です。
今日もサウナ用語をお送りいたします。
○宍喰お爺さんズ
(ししくいおじいさんず)とは、ホテルリビエラししくいには今回で3度目の訪問になるが、なんと必ず毎回偶然している現地のお爺さん達。相当訛りが強く何を言ってるかわからない掛け合いをBGMに、サウナを楽しむことが出来る。
○生魚欠乏症
(なまざかなけつぼうしょう)とは、体内の生魚成分が不足することで発生する。主に夕方のエンタメ番組や街探訪番組等にて刺身を見ることによって引き起こされ、刺身等の生魚を食べることで快方に向かう。
○緊急事態千円
(きんきゅうじたいせんえん)とは、財布等を家に忘れた時のリスク回避のためにカバンや定期入れ等に入れておく千円札の事。物忘れの多い人間には効果があるため、近年注目されている。
○ゴッサムシティ
(ごっさむしてぃ)とは、喧騒にまみれ、沐浴が一切守られていないサウナ施設の中でも、とびきり突き抜けた施設のこと。愛知県に多いとされる(される)。
○チャーハンライス
(ちゃーはんらいす)とは、チャーハンを食べたいがチャーハンだけでは足りないと感じた時に半ライスをセットする行為、またはメニュー。米を米で食らうという、米食主義を体現したようなメニューである。
今日のサウナも良かったでーす!
岩渕家にとって、最も縁もゆかりも無い土地の一つがこの四国だと思う。
仮に、両親に四国って何があるか知ってる?と聞いたらきっと「ん?うどん」としか返ってこないであろう事が容易に想像がつく。
それくらい、岩渕家の四国に対する情報量は乏しい。
ましてや徳島ともなると、もはや知らないまである。
徳島っていう島なの?と聞いてくるかもしれない。
徳島空港から車で約2時間半。
それなりに長い時間だが、ここに来るまでとにかく信号が無いためあまり疲れなかった。
そして、ナビも「5キロ以上道なりです」としか言わない。
この「以上」というのがクセモノで、目的地までの約85kmの下道のうち、俺は何km道なりに走ったのだろうか。
全く分からない。
着いて、疲れを癒そうと早速浴場へ。
サウナ室は5人が定員。
扉には、ソーシャルディスタンスにつき3人までと書かれていた。
入ったら、70オーバーのジモティーお爺さん4人が普通に喋っていた。一瞬悩んだが、その時
「mjidtkgmtdgt。風邪m'mpaw座んな。」
風邪を引くから早く座れ、的な事を言われ5人目として座った。
恐らく、そうだ。
とりあえず、今言われた事の70%は分からなかった。
その後も4人は喋り続けていた。
「dtgbdtsfde!スシローもatrj(mg130円mkgt」
一同
「ガーバッハ!」
俺も、もちろん笑った。
何に対してかは、もう分からない。
スシローが130円だというのは読み取れた。
値上がったのだろうか。それ以外は全く分からない。
分からないが、皆が声を出して笑うという事はきっと何か笑える話なのだ。そうに違いない。
俺も、アハハと小声で笑う事にした。
昨今、コロナウイルス対策でもく浴が叫ばれるようになったが昔はそんな事お構い無しに喋っていた。
いつの日かそれが悪として取り上げられるようになったわけだが、そういう取り決めも分かるがそれだけが全てじゃ無いということをしみじみ思う。
少なくとも彼らは、サウナ室で楽しい時間を興じるために集まりそしてそれを心から楽しんでいた。
それを、ブームだなんだで取り上げ締め付けるのは良くない。
それが根づいた施設がまだまだ無限にあるのだ。
壊さぬよう、邪魔せぬよう、彼らの楽しみを奪う事なく共存出来たら幸せなことかもしれない。