【サウナ歳時記 冬】
冬は寒い。寒い時こそ温かさがありがたみが分かる。昔から人々を癒してきた風呂に入りたいな。よし、岸見の岩風呂に行こう。
山口は山口市の岸見の石風呂さん。11:30チェックイン。車で。
川沿いの県道を北上すると駐車場が見えてくる。第2日曜日の10:00-15:00に体験会をやっている国指定重要有形民俗文化財の岸見の石風呂。茅葺き屋根の立派な家。
受付で保険込みの300円を支払い、目印のバンドを渡される。シャワー室が別の建物にあるので、そこで着替え。
家に入るとみんな囲炉裏の前で談笑してる。奥に石風呂がみえる。楽しそうだねぇ。ちょうど空いているとの事で、早速中に。
入口は狭いが中は意外と広い。4人が寝そべれる大きさ。土壁のドーム状。下にゴザが敷かれていて枕もある。周り全体から輻射熱が来て、寝転ぶとじんわり熱い。岩盤浴よりは全然熱いや。10分くらい寝転び、人が混んできたので5分くらい胡座で。胡座だと結構熱いですね。
クールダウンしながら、囲炉裏で焼いた焼き芋とかき餅を頂く。美味い。芋は他の参加者が持ってきてくれたものみたい。俺もソーセージでも持ってくれば良かったかなぁ。
どうやらこの囲炉裏の炭は、石風呂を加熱した火の一部みたい。なるほど、そうやって有効活用してるのか! 囲炉裏と石風呂はセットで楽しむもんなんだ。
石風呂を火で温めた後、300℃の中目地に火種が残ってないか何度もチェックするらしい。大変な苦労の末運営してくれてるんだなぁ。ほんとありがたい。
身体をクールダウンできたので、皆さんにご挨拶して帰りました。
13:00チェックアウト。日本古来の石風呂を体験できる。阿弥陀寺は周りが石だが、岸見は土壁で
輻射が強い感じ。なにより囲炉裏を中心にして、皆さんが石風呂を楽しんでいる姿が、なんとも素晴らしい。凄く良い経験が出来ました。
『石風呂や 囲炉裏に集う 冬の朝』
昨年12月より再開された体験会に行ってきました😊新幹線新山口駅から車で約40分🚙
大分の鉄輪むし湯のように、蒸されるのを味わうスタイルのため、普通のサウナスタイルとは異なります。
体験会は第2日曜に行われているそうです。Tシャツ・半ズボン(🩲は履いたまま)スタイルで入ります。団体ごと(4人くらいが上限?)に1回10分間で入り、先に来ている人がいれば待つことになります。近くに自販や給水機はないので、水分は事前に買っておく必要があります。シャワー室はありますが、水風呂はありません。休憩は石風呂のある建物横のベンチで休むスタイルです。待ちさえすれば何度も入れます。料金は300円。
11時前に行きましたが、徳地(この地域名)マダム3名が1団体いました。親切なマダムたちに譲っていただき、貸切状態でイン!
このヨモギとセキショウの穏やかな香りと、穏やかな温かさがたまらない🤤
鉄輪むし湯より香りはマイルド、温かさが持続する感じは鉄輪むし湯の方がある、発汗はこちらの方がする、といった感じです。
何より良いのが、運営している石風呂保存会の人の温かさ!石風呂内に丁寧に引かれた布団や枕やマット、石風呂の歴史を丁寧に教えて下さる姿勢、丁寧な応対、その一つひとつにととのいにました😊
今後も残って欲しいと思います😊
サウナ:10分 × 3
合計:3セット
今から約800年前、東大寺再建のために山口県にやってきた謎の木材ブローカー、重源上人が労働者の福利厚生のために作った石風呂はこのエリアにはあちこち点在しているんだが 今も火入れが行われているのは数ヶ所、そのうち実際に人が入れるのは防府市の阿弥陀寺石風呂と徳地の「重源の里」の石風呂、そしてこの「岸見の石風呂」の3箇所。(不定期イベントで「二の宮の石風呂」「徳地少年自然の家の石風呂」も入れる時があるらしい…)
この「岸見石風呂」は後年再建されたものやリメイクではなく、当時のものを原型とした国指定文化財で「当時の文化を伝える」と言う意味で阿弥陀寺同様 月1で火入れと入浴体験会が行われていたが コロナの影響で中止されていた。
が、去年の年末に体験会が復活したと言う情報を小耳に挟んだんで4年ぶりに参加して来た。
岸見の石風呂体験会は基本第二日曜日の10時から15時開催で 参加費は1人300円。
コロナ対策のため一回に制限人数4人、10分までとなっている。この入浴ルールは山口市が決めたものらしいが 人数が多ければローテーション待ちになるものの、まだマイナーなイベントなんでそんなに待たされることもなく3セット堪能できたな。
石風呂は阿弥陀寺のものより一回り小さく室温も低めの推定60℃。10分程度だからじんわり汗が出る程度かな?水風呂やシャワーは無し。石風呂内部はあちこち壁の崩落が始まっているが国の文化財なんで簡単には修理ができないらしい。「内部から崩れることはないのか?」と質問してみたが 一応参加費の300円に保険が含まれているらしい…まあ、崩落事故だけじゃなくていろんな事態に備えての保険なんだろうけど。
以前は石風呂前の囲炉裏で参加者に接待なんかもあったけどコロナ対策のため基本的に飲食の提供はなし。自販機なんかもないんで水分は事前に調達すること。
来月は第二日曜日の開催は決定しているようだが それ以降は予定表から消されていた(先月の予定表には23年いっぱいの予定が組み込まれていたけど…)んで もし参加したいと言う人は事前に確認すること。ただし夏期8月9月は元々行われていないようです。
http://www.tokudi-kankou.jp/place/019/index.html
男
- 60℃