Finlandサ旅
最後の締めはSompasauna
管理も火付もすべて市民が行うまさにヘルシンキ市民のサウナ
まずは焚き木を切るところから始まる
ストーブが暖まるまで約1時間
この日のヘルシンキは-12度まで下がっており、アヴァントは凍っていた笑
サウナは計3つあり、いずれも凍ったバルト海を眺める
ロウリュをすればたちまち室内は熱々に
晴天の下での外気浴も気持ち良い
今回のFinlandサ旅
スモークサウナや最古のサウナ、アヴァントなどサウナ自体も良かったが、何よりフィンランド国民にサウナが深く根付いていること、そしてサウナが彼らの生活であり、文化であり、人生であることを実感する事が出来た
また、私と同じようにフィンランドのサウナを求め世界から訪れる人々とも交流する事も出来た
国は違えどサウナへの情熱は皆同じ
ますますサウナが発展していく事を願っています
Kuusijarviでたっぷりスモークサウナを堪能し大満足。あれだけ何度もサウナに入り、凍った湖に入り、スモークサウナまで楽しんだにも関わらず、意外にも時間はまだ15時。まだ何軒か回れるな!そう思い、イタリア人のピエールに別れを告げに行く。すると「おれもついて行くよ!」とピエール。ここまで1人でサウナに入ることが多かった私にとって、とても嬉しい申し出であった。
2人で雪道を戻りバスに乗り、次に向かったのは「Sompa Sauna」。こちらの施設は少し特殊で、ボランティアで成り立っているサウナで、全部で3つのサウナ小屋が用意されている。薪割りから火入れ、ロウリュの水の補給など、すべてセルフサービスとなっている代わりに、24/365無料でいつでもサウナ入浴が可能なのだ。なかなか実験的なサウナで、個人的には少し不安で訪問するか迷っていた施設だった。しかし今回は頼もしいピエールという仲間が一緒にいる。それならば怖くはないと、向かうことを決心した。
Sompa Saunaはバルト海沿いに位置しており、かなり風が強い。ただでさえ寒い外気に加えてこの強風。ピエールがスマホに入れていた天気アプリ曰く体感温度は−10度のようだ。キリンのオブジェを通り過ぎると人影が見えてきた。そこには棚にベンチとフックが備え付けてあった。どうやらここが荷物置き場のようだ。そう、ここには室内更衣室など存在しないのだ。あまりの寒さの中だったので、ピエールと「こりゃ大変なところにきたな」というような表情をしていたのをよく覚えている。しかしここまできたからには!とピエールを鼓舞してその場で水着に着替える。
着替え終わり次第、近くのサウナへ飛び込む。すでに多くの人がサウナの中におり、男性の大半は全裸でサウナを楽しんでいた。ここは混浴サウナだが、特に水着の着用義務はないのだ(女性は水着を着ている人がほとんどでした)。手作りのサウナ小屋だが立派な作りで、一般的なサウナ室と遜色ないほどだ。ロウリュもできるし熱もしっかり感じることができる。室内で現地メンバーに混ざって会話を交わす。しっかり汗を流した後、若いにいちゃんに連れられて凍ったバルト海へと向かう。
バルト海へと向かう木製の階段と手すりはカチコチに凍っており、滑る滑る。彼は先に入水し、しばらく入り続けるほどの強者だった。私はなんとか肩まで浸かるもあまりの冷たさにすぐ外に出る。一瞬にいちゃんに引き戻されそうになったが、なんとか回避。その後もまた大変で、凍った階段をゆっくりと登らなければならない。サンダルまでが遠い。足裏が割れるように冷たい。ようやくサンダルを履いた頃にはすでに身体も冷え、すぐに
歩いた距離 0.5km
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- 85℃
- 0℃
10:30前に入りました。朝は人が少なく火が点いているか心配でしたが、一つが点いてました。他には観光っぽい人が一人で、開いてるのかと私に聞いてくれる感じでした。とりあえず斧で自分で薪を少し作って焚べてから着替えてサ室に入りました。ロウリュすると石が暖まっていたようでいい蒸気が回ってきました。
一息つきながら温まっていると中年くらいのローカルが登場し、薪をたくさん焚べて、ロウリュの水もポリタンクで持ってきて補給、慣れている感じでした。そして鬼ロウリュが始まり、激熱になりました。
耳がもげそうなくらいに温まり、思わず脱離して凍っている海に入りました。温度を測ると-0.3℃でしたが、結構いけました。外気浴するとほかほか感じた様になり、いい気持ちでした。
自分が入った後にローカルが水に数分浸かっていて驚きました。後でサ室で体を見ると真っ赤になってました。そして鬼ロウリュをしてました。体にいいのかわかりませんね。
ローカルが帰った後はじっくりと自分のペースでセットを重ねてから上がりました。最初は人もいなくてどうなるかと思いましたが楽しめました。アヴァントもすこし慣れて来ましたね。来れて良かったです。
歩いた距離 3km
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- 85℃
- 0℃
日曜の16時に訪問。かなり大勢で賑わっていた。
#サウナ
1. 大きなサウナ → 人が多く、サウナ内で立って座席待ちする人も。
2. 1番小さなホットサウナ → フィンランド語、英語で注意書きがあるほど熱いサウナ。常連らしきおじいちゃんにロウリュ6連続されて蒸し上がるかと思った。
3. 中型サウナ → 脱衣所から1番遠いためか比較的のんびりしたサウナ。
#水風呂
凍った海。飛び込むまでに少しだけ歩く必要があるが、氷が張ってスケートリンク状態なので滑らないよう注意を。ダッシュは厳禁です。
#休憩スペース
ベンチはたくさんあるものの、冬季は雪が積もっているか氷が張っているかの2択。サウナでよくよく温まって準備してください。Sompasaunaにお店はないので、飲み物は持参する必要あり。
温かいサウナのありがたさを痛感するエクストリームな体験でした。
利用者自身でサウナの世話をすべて担うかたち。
到着後すぐに薪の準備をしました。まとめて置いてある廃材を慣れない手つきで折ったり切ったりしてたら、電動ノコギリおじさん登場。キートス
一通り労働したあとは極寒のバルト海横で脱衣して、逃げるようにサ室へ。外にいると一緒で身体が冷えるので、サ室がありがたすぎました…
身体をしっかり温めてからバルト海チャレンジ。ゆっくり入ろうとしたら階段で足が滑って普通に落ちました。死ぬかと思った…
そのあとは外で休憩する余裕などあるわけなく、また逃げるようにしてサ室へ。以下ループ
色々考えさせられる体験でした。
フィンランド2発目はSOMPA SAUNA。全てボランティアで運営されていて無料の公衆サウナ。みんなで薪もサウナも作るし管理もする。(サウナは3つあって今日は2つ入れた。)
他の写真や動画はインスタで。
https://www.instagram.com/p/Cm1HrMrIuKA/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
手作りと侮る勿れ、サウナはしっかりアツアツとマイルドで分かれている。
水風呂はもちろん凍った湖、もはやあまり驚かなくなってきた。陽気な外国人たちはめちゃくちゃ長く入っている、恐ろしい。
マイルドサウナは、現地のボランティア?の方が癖の強い英語で説明してくれるサウナ室内はほのぼの心地よい。
日本人の方 2名とお会いして仲良くなる。
さてアツアツサウナへ、温度自体はそこまで高くないが、何やらニヤニヤ顔の現地の方、「何杯のロウリュがいい?1杯とか2杯とか」と聞かれ「もちろん2杯」と答えたら「了解!5杯ね!」と言ってめちゃくちゃ豪快に5杯かけられる。激アツというか呼吸困難なサウナ室、前屈みになりタオルを背中にかけるという妙技を編み出しなんとか耐える。
するとまたニヤニヤ顔の現地の方、「足組んで背筋伸ばしてこの体勢だよ」と言われ「もちろん」と答えてその体勢に、さらに5杯ロウリュをかけられる。
「ギブギブ!」と言って耐えられず外へ。
そのまま湖へアバント、気持ちいいというか湖に助けられた。
今思い返すとサウナーズで磯村くんたちにも死ぬほどロウリュしてた「ロウリュの悪魔」な気がしてきた。
フィンランドっぽさ、を存分に感じられる素晴らしい場所だった。
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今後行かれる人のために、、、
ヘルシンキ中央駅から最寄りのバス停で下車
舗装されていない道をしばらく歩くと黄色いキリンが見えてくる
朝9:00頃着いた。1人若い男の人がいて、着替えて上半身裸になっているのが見えた。
サウナ小屋は3つあり小さいのが2棟と、大きいのが1棟。サウナの前に働かざる者入るべからずと思いまずは薪割りに勤しむ。
薪を作る屋根スペースがありオノやノコギリがある。ただそこにあるのは廃木材(主に木製パレット)で、実際は薪割りではなく木製パレットの解体作業になる。パレットをバラす治具の棒みたいなのが置いてありそれを使い解体する
釘はそのままでいいっぽい
ただ素手でやるには少し危ないので、薪を作るなら軍手などあった方が良いかも
いい汗かいたところでサウナに向かうが、人の気配がない。まさかと思ったが全ての小屋が冷えており火も完全に消えてる。(さっき見た男の人は、断念して帰ったっぽい)
とりあえず火をつけねばと思ったが、肝心の火を起こす道具が見当たらない。ライターも新聞紙もなくどうしようも出来ない状態。(朝行く人はマッチと新聞紙を念のため持って行った方がよいかも)
仕方なしに呆然と薪を作り他の人が来るのを待つ。
10時すぎに髭の主みたいな人が来たので、3つとも火がついていないことを伝える。
主はストーブの前日の灰出しをして、着火を始める。見よう見まねで手伝い主の助手みたいに灰を捨てに行ったりする(灰を捨てるバケツがある)
掃除はストーブの灰受けだけじゃなく、燃焼部分の釘やらスミやらを全て書き出して一旦空っぽにしてた。
火がついた後は途中途中で薪を足しながら温度を上げながら、髭の主は場内のゴミ拾いを始める。
前日放置されたカンやゴミなどを主は品目別にゴミ箱に捨てていく。忘れ物もまとめてひとつに。
簡単な補習なんかもやってる。
黙々と作業する主の姿を見て
この施設はこういった人たちに支えられてるのだと手伝いながら勉強させてもらった。
気がつくと主は居なくなっていたので、もしかしたらサウナの神様だったのかもしれない
で、なんとか汗かける温度になったので入室
そこには地元人の手で作られてきた素晴らしいサウナ室がある。
ガンガンロウリュして身体を熱くさせて、海に飛び込む。
そのあとは続々と地元民が来だす。日本のサウナ事情については皆も興味津々で盛り上がってた。
なんかサウナって自由いいんだなって思えた素晴らしい体験をさせてもらった。
出張最終日、夕方のフライトまで時間があるので、ホテルの朝サウナ代わりに、地元の人たちによる共同運営サウナのこちらへ。市営交通のアプリ「HSL」でSompasaunaで検索すると、現在地からの交通手段(徒歩含む)が出ます。わたしはトラムとバスを乗り継いで。
DIYサウナ、誰もいなかったら火入れを自分でやるのかなあ、自信ないなあ……と思いつつ、9時半くらいに着いたら、すでに地元のお兄さんが小屋を温めていた。「もういいよ!」と(たぶん)声をかけてくれたので、さっそく水着に着替えてご相伴にあずかる。
サウナ小屋は4つ(かな?)。最初に小さめの小屋に入ったら、小屋のサイズに見合わないデカいストーブ(軽自動車にスポーツカーのエンジン並み…)、かつ地元のおっちゃんがロウリュ連打をキメてくるのでアチい。容赦なく蒸されてヘロヘロ。
外に出ればバルト海。16-17℃くらいで気持ちいい!海だけど全然塩辛くない、ベタつかない。青空の下、爽やかな風の中で外気浴。あー最高オブ最高。
一番大きな小屋はIKIの大きなストーブ、小屋のサイズとちょうどいいバランスかも。蒸されながら地元のお兄さんとカタコト英語で話したところ、近くに水道が引かれてないので、ロウリュ用の水は兄さんたちがタンクで運んできているらしい。あと、兄さんはサウナを出た後で焚き木を切ったりしてた。おお、住民自治空間、すばらしい。特にお手伝いはできなかったけど、ありがとう。すばらしいサウナ体験でした。
・持っていくべき物:飲み物(水)、サンダル、タオル
…周囲に店はないので飲み物は必携! 丸い砂利は敷き詰めてあるけど、素足だとやや痛い。吹きっさらしなので季節によってはバスローブなども。熱いサ室は尻に敷くタオルかシートなども。
・水着はあってもなくても構わない(「ヌードも歓迎、水着も歓迎」と貼り紙あり)。とはいえ混浴なので、みんな水着を着ていた。まあケースバイケースでタオルを巻くなり気遣いを。
・木製の小さなロッカーあり、自分で南京錠を持っていけばカギがかけられる。まあ人が少ない時間帯ならばそんなに警戒せずとも大丈夫では。
・注意点:「ここはみんなでサウナを楽しむ場所。パーティやバーベキューはよそでやってね!」と注意書きにあるとおり。おしゃべりは楽しみつつ、羽目を外しすぎないようにしたい。きれいに使う、ゴミは持ち帰る、お互いに譲り合って楽しむ、という常識的なマインドですね。
参考図書:こばやし あやな さん著「公衆サウナの国フィンランド: 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス」に、この共同運営サウナの背景が詳しく書かれていておすすめです。
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