立山黒部アルペンルートを一気に駆け上がり、テレビでしか見たことのない「雪の大谷」も観覧することができた。相方に富山ではどこに宿泊するか相談した。すると「せっかく応援割で半額なんだから温泉がいいな、宇奈月温泉なんてどうか?」予約できるかそんなんと思って旅行サイトを漁ると偶然にも予約出来てしまったのだ。
富山地方鉄道立山駅から乗継含めて2時間。一週間振りに宇奈月温泉駅へ降り立つ。すでに日は落ちかけている。温泉にも早く入りたいので早足で今日の温泉宿、「宇奈月グランドホテル」に向かう。
先週「やまのは」に宿泊した際は湯快リゾートのホテルはボロボロだなぁとしか感じられず不安に思っていたが、中に入るとかなりのリニューアルぶりでビックリ。湯快リゾートにしては強気のお値段であるのはこういうことだったのか。客室からは我々が利用した富山地鉄線の電車が行き交う姿を間近に見れる。客室はトレインビューの所を用意して下さったホテルの方の計らいによるものであるが、男性露天風呂からでも宇奈月温泉駅に飛び込む列車を眺められるのだ。楽しい時間である。
さて、大浴場には男女入替えはないが、そこにはサウナがある。では入って行こう。大浴場入って右側、温泉宿サウナの例に倣いオマケ感バッチリ。しかしそこには水風呂も併設されているので馬鹿にするわけにもいかない。サウナ室内に入室。ひな壇二段、頑張っても四人が限度のミニマムサウナだ。室温100℃のドライでホットな熱さが旅の疲れを癒やす。砂時計が前は備わっていたっぽいが計測器の類は見当たらなかった。大体5分位かなというタイミングで何回か出入りを繰り返していた。
水風呂は人一人足を伸ばせない程の窮屈さで冷たい水を蛇口から吐水させるだけのシンプルさ。水温計なんてものはないので水温は体感で18℃位。水流しっぱなだけあって冷たさは心地よい。
チェアやベッドなんてものはないが、大浴場はリノベーションされているので床が畳張りになっている。的当なところで寝っ転がって熱を冷ます。これを数セットやれば1時間は軽く浴室内に入れてしまうのだ。
後になってわかった湯快リゾートプレミアムというリニューアルブランドで売り出し中のホテルであったようだ。ホテルは古いが満足感は高めであった。
男
- 100℃
男
- 95℃
- 12℃
男
- 86℃
コロナの前にはよく行っていた、大江戸温泉や湯快リゾート。宇奈月温泉のこのホテルも今回で3回目だけれど、今まではサウナは入ったことがありませんでした。
チェックインして夕飯までたっぷり時間があったので、3セット2時間かけてゆっくり入りました。
まず最初に内湯で下茹でしていると、水風呂に汗流さずそのまま入る人がいて、ちょっと嫌な気分になったけど、2セット3セットと気持ち良くなっていくうちにどうでもよくなって、外気浴をしていると途中から雨も降り出して、何度か行き交う電車を見ながらととのいました。
やはり温泉のサウナは温泉の効能もあるのか?疲れも取れた気がします。
夏休み最後の週末なのか、家族連れの小さな子供や体育会系の合宿の集団の子供達が多く、相変わらず夕食のバイキング会場は賑やかだけど、大江戸や湯快リゾートはこういうところだし、コロナ禍で来れなかったことを思うと、またこうやって沢山の人が楽しめられるようになって本当に良かったと思います。
次の日は黒部の道の駅に寄り、入りませんでしたが最近出来た湯屋FUROBAKKAを下見してから帰りました。今度こちらも行ってみたい。