菊水湯

【 菊水湯／きくすいゆ 】
2020/11/15

▼営業時間
14：00〜22：00

▼定休日
隔週で金曜日(第１、３、５金曜)

▼駐車場
有り

▼創業
昭和４０年

▼料金
温泉料金450円
サウナ＋100円
浴場内毛染め＋100

▼浴槽・施設
(温3・露天1 ・冷1・サウナ1)
・あつ湯(深い)
・ジャグジー風呂
・マッサージ座湯
・露天風呂(ゲルマニウム温浴)
・水風呂
・ドライサウナ
・シャワー(固定式10・ホース式10)

▼アメニティー・備品・設備
・アメニティ→無し
・ドライヤー(有料)1回10円
・ウォーターサーバー→無し
・飲料水栓蛇口→有り
(浴場内入ってすぐの壁に可動式の蛇口があるので直接顔を近づけて。又は、マイボトルに注ぐこともできます。)(しかも冷たい！)
・体重計
・扇風機
・鍵付きロッカー(無料)
・ととのえ椅子(露天に1脚)

▼サウナ→遠赤外線サウナ
・番台で入浴料金＋サウナ料金を支払い時にバスタオルを受け取るので、それを巻いて入るシステム
・サウナの温度は70〜90度設定で、今回は80〜84度でした。
・サウナ内には、ベンチ上下二段で、最大６人程がゆったり座ることのできるスペース、温度計、時計、テレビ、照明が天井にひとつ。
・ドライサウナですが湿度が高めなので汗がかきやすく、ひりついた感じもなくて肌に負担がかかりにくい。

▼水風呂
・サウナのすぐ横に2名ほどのサイズ感の水風呂があります。
・小さいけれど、深さがしっかりとあり、常に新鮮な水が注がれていて体感温度は16度ほど。
・サウナを出たすぐ横の壁にフックが複数あるので、サウナ用バスタオルをそこへ掛けたらシャワーで汗を流し、深い水風呂へどぼんして首までしっかりクールダウン！で意識がスーッとします。(最高)

▼露天風呂→ゲルマニウム温浴
・定期的に加温していてしっかり熱さが保っている。
・この時の外気8.3度で程よく涼しく気持ちが良い。

▼トータル
・古めのコンパクトなサイズ感の施設だけど綺麗に掃除が行き届いている◎

・シャワーは水漏れ気味の箇所も多々あるけど、手動で出し止めできるのが◎

・熱湯・露天風呂・水風呂がしっかり深くて首まで浸かるのもポイント高い。

・寒暖差最高！！きもちいい！上がったあとも、あつ湯&ゲルマニウム効果でぽっかぽか。

実は去年まで札幌にも「菊水湯」があった。
特徴的な銭湯だった。主に浴槽の配置が。
サウナが好きだった。心地よい温度であった。
水風呂は冷たすぎず。
そして、ぬる湯があった。初めは存在理由が分からなかったが、サウナと水風呂のセットを覚えてからは、そのぬるさは私を魅了した。
そんな、思い出の銭湯と名を同じくする場所が、旭川にもあるという。

道内では現在、サウナを主とした町興しが盛んだ。
旭川にも、道外に名を轟かせる施設がたくさんある。
しかし、私は天の邪鬼だ。そんなところは放っておいても人が来る。それに、タイミングを間違えると混み合っていて、かえって嫌な思いをする。
なればこそ、私は菊水湯のような、市井の人々が大切にしている銭湯に行きたい。放っておくと来年にはなくなってしまうかもしれないのだから。

さて、浴室内の詳細は他の方があげているため割愛する。
今日は設定温度82℃。
設置されたブラウン管テレビには、笑ってコラえてが流れていた。
長崎から最近進学で上京してきた2人が、20歳の誕生日祝いでお酒を飲みたいってんで、そこに綾野剛を3時間貸しますという企画。
大人っぽいコーディネートのファッションと、素敵な料亭で料理とお酒をプレゼント。
2人が初々しくて、ついつい見入ってしまった。
汗を拭き拭き、長居もできる良い温度と湿度感である。

水風呂はキリッと冷たいし、深い。
なかなか目が覚めそうな冷え具合である。

そして、住宅街銭湯には贅沢な、露天スペースへ。
ととのい椅子が設置されているのは確認済み。
急に気温が下がった北海道だが、今日はちょうどよい気温で、まあまだ8月なのだけれど、心地よい秋の風でまどろんだ。
5日間、バタバタとツーリングで走り回ってきたので、ゆっくり風呂に入る時間の大切さやありがたみを感じる。

サウナに利用料100円がかかるためか、他に利用者がおらず、ずっと1人で楽しめた。
普通に銭湯として広い風呂を楽しんでいる人の方が多かった。
こういう、地元のイチ銭湯という雰囲気が、私は好きだ。
余所者がよってたかって押し寄せて、その雰囲気を壊してしまうのは本意ではない。ぜひ、ご近所にお住まいの方は、積極的に足を運んでも良いのではないだろうか。