男
- 86℃
- 18℃
「ウンゼン フゲンダケ」
幼心に、こわい事がおこっている。
当時のTV映像のインパクトからか
言葉だけは記憶に残っていて、
そこで何が起こっていたのか?
きちんと振り返らぬまま
30年もの月日を過ごしていました。
まずは「がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)」に向かい、様々な資料や展示のもと
火砕流・土石流発生の歴史、原因や被害状況を学びました。
雲仙普賢岳を麓から眺め、哀悼の意を捧げたのちに雲仙温泉へと足を踏み入れます。
街中が硫黄の香りで溢れる温泉街。
街としてはコンパクトですが、
地獄の観光、そして整えられた景観には風情があります。
途中1軒他の温泉施設に立ち寄り、
すでにポカポカな状態でこちらに訪問。
ロビーで立ち寄り湯である旨を伝え、
廊下・階段を経て大浴場へ。
サ室はベンチ2段、80℃のカラカラ系です。
ゆえに熱く感じない。
これは、
温泉→サウナ→水風呂→休憩でいこう!と
スケジュールを組みいざ開始。
温泉は、地獄から直接引いたかけ流し。
内湯も露天も岩風呂。
各々の岩風呂には、湯の花が積もる濃いかけ流しの硫黄泉が張られています。
しっかりあたたまり、サ室へ。
15分ほど過ごし、しっかり汗を流します。
準備万端で挑む水風呂は、水道蛇口のかけ流し。
何の水かわかりませんでしたが、
蛇口周りには黒く酸化したような着色があり、まろやかな感触です。実測20℃。
さあ休憩。
露天岩風呂のかけ流しの下流ふちに腰掛け、
硫黄泉の湯気を背中に感じながら
ボーっととのいました。
大阪に帰ってからも、
まだ身体に温泉の香りが残っています。
雲仙温泉で、いい湯+サウナのセッティングを楽しみたい方におすすめです。
女
- 80℃
- 20℃