やぶ温泉 但馬楽座

行ってきましたよ。やぶ温泉 但馬楽座

兵庫県の北側、山間部に位置する養父（やぶ）市。
兵庫と京都の福知山を結ぶ国道9号線に位置する道の駅、但馬楽座。

入浴料は600円。券売機で現金にて。
クーポンを検索すると、JAF割があるようだ。
26日は風呂の日で、入浴料が半額になる。

・サウナ
93℃ テレビなし 5分砂時計あり
入り口ドアを中心にしてシンメトリー(左右対称)構造。
入り口側の壁、左右両端に小型対流式ストーブSMシリーズ2機が配置されている。ここはとても豪華。

ただ、においが…ちょっとおすすめし難い。
ここはあえて正直に、においが気にならない人向けと。
天井のジプトーンは、年季で焼けている。
足元にカーペット状のマットが敷いてある。

ウレタンマットは長方形で分厚く、大きいタイプ。
昨日訪れたニューサンピア姫路ゆめさき、今日訪れたよふど温泉、この後に訪れた天女の湯も含めて、この大きなウレタンマットだった。
兵庫県の内陸部では、ビート板よりも、この大きくて分厚いマットが主流らしい。

多人数収容が求められる平野部・都市部のサウナでは、お尻だけを乗せられるサイズのビート板が。
比較的ゆったりとできる山間部のサウナでは、贅沢にあぐらをかける大きなウレタンマットが用いられているのかな、と推察。

水風呂は無し。
代わりに、サ室隣に独立したカランがあり、水シャワー専用となっている。

温泉の浴槽はひとつで、とても広い。
その一角では、ジェットが1条ずつ、2人分噴出している。
無色透明、無味無臭。弱アルカリ性の重曹を含有する単純泉。
謎に広い掛け湯用の水槽のフチには、謎に大量の洗面器・手桶が積まれている。

湯上がり休憩室はテレビと座布団の畳スペース、テーブルとイスが多数配置されており、広大。
一角では、おじいさんがヨガマットを広げてストレッチをしていた。

下駄箱には長靴専用のロッカーがある。
今年は暖冬で、来訪時は雪を見なかったが、ここ一帯の冬季は基本的に積雪する。
神鍋（かんなべ）高原やハチ北といったスキー場も近隣にある。
地元民やスキー客が帰りに温泉に訪れても、長靴を入れられるように、という配慮を感じた。

休憩室の窓、外の灌木に丸まって憩う白猫があまりにも可愛すぎた。くりくりと大きな目をした、その端正な顔立ち。
ちょっと歩いたと思ったらクルンと体を丸めて目を細める。
あまりの愛らしさにキュン死寸前。
これが「殺人毛玉」ってやつか。

道の駅なので駐車場は多数。
温泉部分は地下1階にあり、地上1階はお土産屋兼、コンビニになっている。和室で宿泊もできる。

サウナは人を選ぶが、安くて温泉も立地もいいので、ドライブ疲れを癒そう。