湯とぴあ雁の里温泉

巻の百五　　シンプル

謎の浴槽があります。
冷たい水がはられた謎の浴槽。
サウナ前に浅くて長い謎の浴槽が。

秋田県美郷町。
ここは湧水とラベンダーの街
水が綺麗だと米・酒もおいしい。
広々とした公園とキャンプ場を抜け
少し小高い丘の上にある　湯とぴあ。

浴室は白を基調としたタイル張りで
明るく清潔感が感じられる。
お風呂は数種類あるのだが
ギュッとコンパクトでシンプルなつくり。
湯とぴあ流儀で茹であげた。

サウナ：10分 × 2
水風呂：1分 × 2
休憩：10分 × 2
合計：2セット

年季は入っているが
広々として清潔感がある。
よくあるシンプルなサウナ。
TVの音は小さめなので
さほど気にはならない。
92℃でじっくりと蒸されるなか
タイミングよく地元の仙人と2人だけになったので
目の前の謎浴槽を聞いてみた。

「そいだば、あるぐ用のふろだ。
　　あるてる人だばみだごどねどもな」
(それは歩行用の風呂だよ。歩いてる人なんか見た事ないけどな)

あっさり解決。
だろうなと思いつつ解決。
寝る水風呂ではありませんので
みなさまお間違い無き様に。

ちゃんとした水風呂は大浴場の横にあります。
2人も入れば満員御礼。
ぬるすぎず冷たすぎず、ずっと入っていられそう。

じゅうぶん身体を〆たあとは
こじんまりとした露天へ。
ベンチと椅子がそれぞれ2脚。
最初は座って目の前の青々とした木々に目をやり、
2セット目はベンチで横になり空を眺めた。
今日はここまで。
軽めの2セットで終わりとなりました。

本日の“ととのい飯”は
道の駅 美郷　の中にある
「釜飯食堂　みさとごはん」で
“釜炊き銀シャリ御膳”をいただいた。
美郷町特産米のゆめおばこ。
粒の大きいもっちりお米と一汁三菜。
シンプルイズベストでご馳走様でした。

今日は美郷町にある湯とぴあ雁の里温泉へ。
コロナに罹ってしばらくサウナに行けなかったので、久しぶりにサウナを満喫。

#サウナ
サウナは浴室に入って左手。入口の右手に正方形の青いビート板が置かれている。
サウナ室内は左側に広がっていて、正面奥にストーブ、その左にテレビと60分針の時計。座るスペースは左手にL字型の二段で10人くらい座れそう。壁やテレビは年季が入っているように見えたけど、座るスペースとストーブ前の柵は木材がまだ新しく、入った瞬間に木の良い香りがした。
入って右手の窓の上にある温度計は90度を指していたが、広めの室内だからかそこまで熱くは感じなかった。三連休初日ということもあってか昼間からやや混雑していたけれども皆さん黙浴していて入りやすかった。


#水風呂
水風呂はサウナを出て左へ行った先の、浴槽スペースの右手前。やや遠め。深さは膝くらいで階段と手すりがあって出やすい。水は冷たすぎずちょうどいい冷たさ。スペースとしては2〜3人入れるくらいだけど3セットともタイミングよく独占できた。

#休憩スペース
浴室の一番奥に外気浴スペースがあり、休憩イス2脚にベンチが2脚。露天風呂があるわけではなく、完全に外気浴のためのスペース。
最近急に涼しくなってきて、休憩中の涼しい秋風が心地よかった。

ロウリュがあるわけでもなく、100度クラスのサウナや水温一ケタの水風呂があるわけでもないが、久しぶりのサウナということもあって非常に気持ちよくととのえた。やはりサウナは良い。偶々行ったことが無いからと訪れてみたが、行って正解だった。