カンデオホテルズ大阪なんば

「サウナシュラン」で特別賞に輝いたカンデオホテルズ。以前から気になっていたので、遠征の前乗り宿として泊まらせてもらった。
前の晩に続いて朝ウナで利用。軽めに2セット堪能。

個人的にはドーミーインの外気浴強化版、といった表現がしっくりくる。
17階にある「スカイスパ」は、エレベーターでルームキーをかざして向かう。

#浴室
カンデオホテルズをビジネスホテルと位置づけるべきかどうかは分からないが、少なくとも「ビジホの大浴場」という基準で見れば、かなり広く綺麗で快適な部類に入る。
個別に区画された洗い場、香りのよいアメニティ、止まらないシャワーなどは、ドーミーインのそれらとよく似ている。
また、内風呂と水風呂には、これまたドーミーインで見かける謎の柱が生えていた。
露天風呂はインフィニティ仕様。街中かつ水着着用ではなく目隠しがあるため、外の景色との一体感はなく、インフィニティの恩恵はあまり感じられず。

#サウナ
90度。しっかり熱い。割とカラカラ。
窓から外が見渡せるようになっており、あべのハルカスがよく見える。
感染症対策としてサウナマットが少し間引かれていて、マットのある場所に座るスタイル。

#水風呂
体感としては17度程度。十分冷たくてよい。
向かいにかけ湯スペースがある。温かいので、汗流しはホット派の自分にとってはありがたい。
深さはあまりないが、その分足先を出しやすく、時間のコントロールがしやすい。

#休憩スペース
椅子が3脚。うち2つはピンクとパープルを混ぜたような、あまり見ない色のととのい椅子だった。個人的には「サウナシュラン受賞」を標榜するなら、これにさらにデッキチェアを2つくらい置いてほしいところだが、スペース的に厳しそう。
半露天風呂の多いドーミーインと異なり、完全にオープンエアーなので、風や開放感の面では分があると感じた。

「サウナシュラン受賞」に期待しすぎると、いろいろ普通なので拍子抜けするかも。ただ、風呂上がりのアイスとか夜鳴きそばとかはないものの、サウナ・水風呂はドーミーインと十分勝負できるし、何よりドーミーインより結構安いので、周辺サービスよりも風呂サウナそのものを重視する人にはコスパはいいと思います。ホテル全体を含め結構綺麗だし。

一つ要望を言うとすれば、浴室およびサ室に時計がないこと。（12分計はある）
ホテルの風呂って、湯上がり後の待ち合わせや就寝時間、朝の出発時間と、結構時間を気にする状況多いと思うので、ぜひ設置をお願いしたいです。

サウナ：5分 × 2
水風呂：30秒 × 2
休憩：5分 × 2
合計：2セット

サウナ評価:⭐︎3.2/5.0

サウナシュラン2020特別賞受賞、カンデオホテルのなんば店である。

神戸サウナを後にし家に帰ってる途中で同じく神戸のクアハウスに行っていた、サウナの鳥師匠から連絡がある。
「サウナ梯子しないか？」

梯子！？🤣ということで合流後に色々と話し合った結果、もう泊まってしまおうという謎のノリになり行ってきました、カンデオホテル。

カンデオホテルは立地が繁華街から近く、大浴場は建物の最上階にある為、なんばの街の夜景を眺めながら楽しむことができる。

ホテルサウナの作法として、タオル類は部屋から持っていかねばならないので普段浴室内のタオル使い放題に慣れてる方は忘れないように注意。

#サウナ サ室は、定員は8名程度3段のストーン対流型のサウナであるを意外と暑く無いな、と思ったけれど後半に行くに連れじっくり蒸された。はしご2件目だが通常10分いる私が10分程度。マット中に敷いてあるので手ぶらで入れるが、マットが長時間交換されていないように見えた。その点は清潔度的にはもう少し頻繁に交換してくれると尚良い。

#水風呂 温度は低め体感では15度くらい。定員は2名程度。サ室との温度差がしっかりあって良い。水風呂はホテルサウナあるあるかもだが浅めの造り。

#休憩スペース　師匠の言った六本木のカンデオホテルでは整い椅子はなかったと言っていたがここには3台あった。ありがたい。17階からのミナミの夜景、水色にライトアップされた露天風呂を眺めながらととのうことができる。


#総評　ホテル自体も綺麗でなかなか良かった。懸念していたととのい椅子もあるため用事で宿泊の際に利用すると良いと思った。ドーミーインとカンデオホテルどちらが良いかと聞かれた場合、サウナ愛好家には整いまでの雰囲気を完全に設計しているドーミーインに軍配が上がりそうだが、浴室の広さや屋上の景色や高級感等を加味するとカンデオホテルがいいという人もまたいるだろうと思った。ご参考までに。