磯の香り 湊潮湯(大阪府堺市)
大正15年から営業している海水100%利用の珍しい銭湯。沖合2.5kmから海水を汲み上げ濾過器を通して使用しているようだ(画像参照)。
入浴&サウナ券を購入し、サウナ使用の証としてバスタオルを渡される。浴室は白を基調にした清潔感ある雰囲気。炭酸泉や電気風呂、水風呂、超狭いけど露天風呂まである。そして潮湯が珍しい。
一番奥にサ室。バスタオルを腰に巻いて入ると、ムッとかなりの熱気。温度計は数回見たけど常時112℃。詰めたら5人ほど座れるかな?カラカラ系の昭和ストロングで汗がすぐに噴き出す。湯通しで入った潮湯の影響か、流れてくる汗が口に入るとかなり塩っぱい。
サ室を出て右に水風呂。潮湯の一角を水風呂にしていて完全に1人用。かなり冷たくて15℃ほどかな?
休憩は露天風呂の横で外気浴可能だけど超狭いからオススメしない。脱衣室の扇風機前での内気浴が最適解。
別料金でサウナ利用者がほぼいなくて、ずっと貸切状態。1セット目からしっかりあまみ出て計3セット楽しんだ。
・今回の満足度:7(10段階評価中)
男
- 112℃
- 15℃
男
- 111℃
- 16℃
【錆びたミナトで】〜スピッツと珍島物語〜
船に乗るわけじゃなく、だけど僕は湊にいる。
という事で南海の湊駅で下車して辿り着いたのはここ「湊潮温泉」だ。
「みなとしお」と読む。
千切れた綿雲の意味を考えながら44番に靴を入れ、サウナ代払ってバスタオルと共に脱衣場へ。
オーナーマンションの1階を風呂屋にしたのは平成だろう。
しかし平成も今は昔、老朽化が隠せない。
浴室へ入ると正面に「潮風呂」がある。
汚れてる野良猫にもいつしか優しくなるユニバースを願い、まずはしっかり身体を洗い、まごう事なき海水でしょっぱい風呂に浸かる。
皆さんは知ってますか?
潮風呂は二日酔いを抜く効果がある。
でも二日酔いでもないので普通にいただく。
まぁいい湯なんだけと。
ボイラー焚き合成炭酸泉の後、休憩を挟んでサ室へ向かう。
朝焼けにチャチな2人が眺めた謎の光を思い出しながらドアを開けると、製造メーカー不明の謎の遠赤ストーブがある。
とりあえず座る。
熱い
そりゃそうだろ、115℃ある。
ど演歌が流れる中、すれ違う微笑み達、己もああなれると信じてた通りアツアツで水風呂にドボン。
小さな水風呂から小さな露天風呂で休憩…
この後は医院建築の打合せがある。
君ともう一度会うための大事な歌は、今日も頭の中に流れるスピッツの「湊」と現実に聞こえる天童よしみの「珍島物語」
錆びた湊潮温泉で…
男
- 115℃
3.8
塩っからい海水風呂、めずらしい。
市内から高速を使い25分。
浴場は剥き出しの配管、次は有名な天ぷらの店とセットで行こうと思う。
以下HPより抜粋
関西唯一の海水のお風呂屋さんです。
昔は、この辺りに数軒の海水風呂の公衆浴場がありましたが、今では、湊潮湯一軒のみとなってしまいました。
湊潮湯は、もともと漁師さんが漁に出て冷えた体を温める為に造られました。
また、平安時代の貴族たちは、この辺りの海水で身を清めてから熊野詣に行ったとも言い伝えられています。
アトピー肌、乾燥肌などのお肌に良いとされています。
また100%自然の海水を使用していることで多くのテレビや雑誌、ラジオなどで紹介されています。