【閉店】サウナあかし

「おこるでしかし！」と来れば、「サウナのあかし」。大阪一の歓楽街ミナミの真ん中に、ひっそりと佇むこの施設。味園やミス大阪の様な昭和レトロ感満載だ。
会社行きつけの店の側にあり気になってたが、飲酒後サウナは苦手なので…。という事でピットイン！

受付で支払いを済ませて中に入ると暗い照明。
右側にロッカー、左側に休憩スペース。
場所柄か、既に恰幅の良い紋紋入りのお方が休憩中。裸になり透明ビニール暖簾を潜ると両サイドにタオルとサウナパンツ。右側に給水器（上部に置いてるコップを使用）。
浴場は意外と綺麗でコンパクト。
ジェットバスと電気風呂、水風呂。
身体をナイロンタオルで清め、ジェットバスへ。
常連らしきクセ爺がジェットバス〜水風呂を何往復もしてるのだが、身体全身でバシャバシャと魚の水揚げ時の様に跳ねまくってる！
サンマが不漁の昨今、大漁旗が目に浮かぶ。

温もり水風呂で締めてからにサ室へ。
L字の10〜12名収容スペース。TVの横に遠赤外線ストーブ。12分計と温度計は無い。
1セット目は先程のお方と一緒。サ室で漫画を読んでる。意外と言うか、人も少なく静かで居心地が良い。恐らく7分くらい経過後に汗もだぁーだぁーになり水風呂へ。
2セット目は一人で静かで良い。
ひじょーにいい！

浴場のジャバジャバ音が鳴り響く中、
3セット目も途中まで一人だったが、途中からクセ爺が。髭剃りしなさんな…。

スッキリ出来て良かった。
サ飯は天満に移動して「寅屋」だが待ちも多く凄い賑わい。人気あるんだな〜。
仕方無くマッスルホルモンでサクッと。

やすしに、いや。
易きに流れず、良い経験が出来て良かったのである。

来たかったサウナあかし。
ビルの老朽化の為、来月閉店となる。

今年いったいどれほどの施設が閉店に追いやられたのだろうか。そんな事を思いながらタバコの匂いが染み付いた休憩室で電子タバコを燻らせていた。

開店待ちをしていたのはオレ一人。貸し切りサウナか、とも思ったが常連と思わしき声もガタイも大きなオッちゃんが開店と同時に。
まるで自分の家のごとくいつもの所作なのだろうと思われる無駄のない動きでサウナ室に入っていっていた。
タオルとアサヒ芸能を片手に。

オッちゃんはおもむろにサウナ室の床に水ぶっかけていた。◯ュー◯ィング夜露死苦、床ロウリュだ。
床ロウリュのおかげか、しっかりと熱いサウナで蒸された後はしっかり冷たい水風呂に。
気持ち良かったよ。
いいサウナだよ、ここ。

あがった後は館内着はパンツのみ。
上はバスタオルを羽織る。
バスタオルに少し赤いシミがあったが気にしない事にした。