幸福温泉

地元の銭湯。明日で閉店…
かつて来たことがあったけど、サウナにハマるずーっと前の話。記憶もない…
閉店と聞いて帰阪したら絶対行こうときめていた。到着すると閉店を惜しむ人々で賑わっていた。

サウナは入るとハーブの香り。窓の縁に生のミントとローズマリーが置かれてあり、これはイイ。

サウナは1列のみ。常連のおばちゃんたちの中に入れてもらう。おばちゃんたちはこれからどうしようと肩を落としていた。一番近くの銭湯は自転車では厳しい距離だし、ジムにいくか、家でバランスボールにのるか、色々話し合ってた。おばちゃんたちの中でのサウナの位置づけが分かった気がした。

サウナは66度。でも湿度がある。汗がたくさん出る。15分くらいゆっくり入れて気持ちがいい。水風呂もいい。なんだか最高！よくととのった！
このサウナにもう二度と入れないのか…悔しい。おばちゃんたちの寂しい会話とともにふと涙が出てきた…

脱衣所での会話は「またいつか…」「お元気でね…」きっとここだけの顔見知りだったんだろうな。名前も知らないけど、銭湯でいつも会う人。そんなコミュニティーの場がひとつ消えてしまう。本当に寂しい。

閉店は寂しいけど、長年お疲れ様でした。いいサウナ、いいお風呂でした。みなさんに愛されていました。最後に来ることが出来て本当によかった。ありがとうございました。