仕事が5時に一旦終わって9時から夜勤が始まる。
そりゃサウナ行くよね。行かざるを得ないよね。
暇があったら脳死でサウナに行きますよね。
ということで職場から近くにある京乃湯
490円払うと風呂もサウナも好きなだけ入れて、リンスインシャンプーボディーソープ備え付き、ドライヤー無料。風呂上がりにくつろげるソファースペースも充実ときたもんだ。漫画コーナーもあるよ。
え?NPOなん?非営利団体なん?490円でここまでして採算取れんの?
もはやNPOですわ。サウナーの心を癒す慈善活動ですわ。慈愛に満ちてますわ。見てくださいメニュー表。油淋鶏580ですよ。サウナ好きなだけ入って油淋鶏食べつつビールがぶ飲みしても下手なスーパー銭湯の入場料より安いんですよ。
すき。他に言葉はいらない。ほんとすき。
で、本題のサウナはというとガッツリ熱いです。
温度計は96℃ですが熱源から近くに座ってたこともありかなり熱くて汗だくです。サウナ時計はないので、備え付きの15分測れる砂時計を見つめて過ごします。
水風呂は19.5℃と若干ぬるめですが、サウナが暑いので、温度差は十分あり、パキパキに整います。
寝そべることのできるようなスペースはないので風呂場椅子や浴槽のフチでととのいタイムですが、十分整うことができます。
時間の都合でサ飯はここでは食べませんでしたが、次は居酒屋でばっちりお金使うと心に決めました。
ちなみにビールは利尿作用があって、飲んだ以上におしっこで出て行くので、水分補給にはなりません。サウナ上がりにビール飲む人は自販機で麦茶買ってがぶ飲みしてから帰りましょう!もちろん店内の自販機で購入して売り上げに貢献しましょう。
仕事なくなんねぇかな!無くなったらビールがぶ飲みして昇天するのによ!!
本日のセット割
サウナ 10分
水風呂 1分
内気浴 5分
3セット。全てで整いました。
男
- 96℃
- 19.5℃
男
- 98℃
- 19℃
男
- 98℃
- 18℃
男
- 100℃
- 18℃
男
- 99℃
- 18℃
男
- 98℃
- 18℃
男
- 98℃
- 18℃
男
- 98℃
- 19℃
450円でサウナ込み、シャンリンボディソ備えあり、しかもドライヤー無料。京都府浴場組合加入であれば490円。お値段の安さは京都随一。
公式サイトからピカピカのリニューアル銭湯を勝手に想像していたのだけど、実際はいかにも京都の銭湯らしいインフラ感。随所に生活感。下足箱もロッカーも鍵がぶら下がっているから空いてるのねと思いきや荷物が入っているのは当たり前(ロッカーもかいな!)、たまに荷物入ってないの見つけたら鍵壊れてたりな。盗られたら…なんて概念が微塵も感じられない。ファミリーも多い。浴場からワイノワイノと子どもの声。月齢半年ほどの赤子を抱き抱えて走り回るびしゃびしゃのママとかそんな感じで。
ササと支度し浴槽は二つ。京都にしては熱くない。片やじっこうの薬湯、片や白湯で電気もあり。はしゃぐちびっこ、それをたしなめる姉と思わしき少女の声。
サ室はぎゅうぎゅうで振り向けなかったけど多分ストレート3段。テレビありで千鳥司会のお笑い番組、なんだがネタが全く聞こえないくらいのお姉さまトーク声が響く。最大4名。まあまあ大きなストーン式ストーブに温められ、下段でも熱に不足なし。マットが備えられているのは京都ではレア。一瞬わたしともうひとりお姉さまと2人体制になり、「最近のテレビってつまんないわよねー」「あらこの芸人さんって…」なんていきなり話しかけられる。何せ相手は京都の人、つまらんこと言うたら鼻白むだけやないですか。そこはうまく返さんと…とプレッシャーに心折れる反面、一見さんにもフレンドリーな京乃湯スタイルに癒される。
水風呂は深くバイブラあり、もちろん吐水口はライオンさん。夕方に観た竹内栖鳳の絵を思い出しながら口から水を吐くライオンに冷やされる。
外気浴、いや休憩はカラン前で。天窓が開いているのか?頭のてっぺんがいい感じにスースーして、でも浴室は寒くない。居心地良くて、また人の流れを眺める。常連さん多く子連れも多く、コミュニティとして機能している感じがすてき。
浴場とフロント&待合&併設居酒屋をつなぐ階段には、例の事務所の花形スターたちのシングル盤や雑誌の切り抜きが年代順に貼られている。例外的にヒデキ。そして居酒屋スペースの壁にはドーナッツ盤。プラモや大量のVHSもディスプレイされていて、アラフィフ姉弟の趣味部屋をごちゃ混ぜにした感じ。
多分もうしばらく、少なくとも年内の京都出張はこれが最後だし、なんなら出張も少なくなりそう。なんて思いもあり、そして久々に中心地だけのお仕事だったので、行きたくて行けなかった展覧会をハシゴして、さらにまあまあ中心地から離れたここまで足をのばした。来れてよかった!また会う日まで。