笠の湯

サ友オススメの笠の湯。
木曜定休が多い銭湯において、ここは木曜営業！

浴室入ってビックリ
足水（足シャワー）があるじゃないですか！白山湯や神戸スパでおなじみ、足元からもうウェルカム。サウナを愛でたいで「良い銭湯には足水説」と唱えられていただけに期待感高まる。

洗い場の構成が変わってて2列編成（バスみたいな）と、奥に普通の横1列。
2列だと隣の人をあまり気にしなくていい。
普通の銭湯でカランが微妙に埋まってる時、隙間はあるけどどこに入っても両サイドに人がいて窮屈に感じる…みたいなストレスがない。何故ならMAX横2だから。笑

お風呂はこじんまりとしたサイズ感でも複数あり、露天風呂まである。ジェットバス率高くてどこかしらぶくぶくしてる。
露天風呂も小さいんだけど雰囲気が良い。石造り、周囲は竹垣で覆われ、奥には1本のサザンカの木が植えられている。湯船に入ると目が合うかのように、サザンカの赤い花が2つほど咲いてて情景美にうっとり。
男湯は露天風呂にイスあるらしいね？！
女湯はないんだけど持参したマットを石の縁に敷いて、休憩させてもらったりしてました。

サウナ室はマットなし、持参推奨。
木張りの対面式。6〜7人は入りそう。絨毯？ロングマット？とかは特に敷かれてない。木。
冬のせいか体が冷えてて、1セット目はあまり熱さを感じずストーブ前で長居。2セット目は全然熱いんだが？！となり席移動、サクッと退散。
どっちの体感が正確なのか分からない。笑

サ室出てすぐ水風呂！なんとまぁオーバーフローしてるじゃないですか！！
2〜3人は入るし、割と深め。吐水口のライオンちゃんも掘り深めでイケメン。水質も柔らかくて気持ち良い。

ドライヤー×2無料、確か1個は風量に定評のあるMonsterだった気がする。
目立ってこれがこう！っていう主張してる訳じゃなく、各パーツに居心地の良さを感じて好きでした。何より空いてる。松葉湯や山城温泉しかり、この界隈はびっみょーーーにアクセスが悪いから空いてる気がする。穴場かもしれん。

京都千丸 しゃかりき

ラーメン味玉トッピング

遠くに煮干し系出汁の気配。麺モチっとしてておいしい。メンマが見た目より柔らかくて顎が疲れなかった。

過日、ツイッターで笠の湯の閉店情報が流れてきた。えええええええ。

　一度は行きたい市内の銭湯を以前いくつかリストアップしていて、その中に当然入っていたのだがまさか…。上京の白山湯といい、ちょっとねえ…。みなさん、暇があったら銭湯に！

　しかしミーハー気取りで伺うののアレなので自重していたのだが、やはり露天が気になるので自転車を漕いで向かう。７キロほどの距離もこの初冬の時期、適度な運動である。

　到着すると、ご主人が客の自転車を丁寧に並べておられた。番台は奥様。男湯ののれんをくぐると、鍵空きのロッカーはなし。貴重品を預けてイン。

　京都の銭湯としては中規模くらいになるか。噂の露天とサウナは改修で壁に穴を開けて後付けという京都の銭湯ではよくあるパターン。お風呂はこまめに設置してあり、湯かげんもよく名銭湯と評価してよい。露天もこじんまりとしていたがあり、いい風呂を楽しんでもらいたいという気持ちがよく伝わる。

　サウナはガス式。常連のお客さんの邪魔をしてはと配慮して２セットほど軽く汗を流す程度を楽しませていただいた。

　帰りにサウナ洛中最狂の誉高かった井筒湯の前をとおり、閉店の挨拶を見てしんみりとした気持ちでペダルを漕いで帰る。