黄金湯

強冷黄金水
#黄金湯
米口喜助の事恋簿

2/2(金)米口は三ノ輪の大勝湯さんまでランニングしている。ランニング中にもかかわらず、入谷の麺処晴さんで途中、濃厚煮干しそばを食す。
　三ノ輪駅に到着すると大勝湯さんのビルの煙突の裏手に出る。外壁にはサウナ光楽。昔はサウナもビルの上階でやっていたようだ。
　横を通り過ぎるチンチン電車と共にその姿を写真に納める。するとそこには長めの髪を後ろに束ねた例の彼女が乗っているではないか。三度目に会う事があれば、その時はアレしようと心に誓う。

　大勝湯さんは、出ない打たせ湯、電気（揉兵衛風）風呂、座風呂、岩積み壁、天馬のタイル絵、丸い浴槽のバイブラ湯。裏手には草津温泉、和倉温泉、水風呂とバラエティー富んでいた。

　米口はやっぱりサウナに入りたいと、歩くこと数分の場所にある三河島の黄金湯さんに梯子。ロビーにはヤバモリさんのところにもある庭園の写真の壁紙と気さくな女将さん。
浴室に入るとボコボコタイルで造った幾何学的な模様の壁が正面に見えたが、何を訴えているのかは、この時の米口には分らなかった（おそらく永久に分からない）。横の壁には小さい富士山のペンキ絵。その前に介護椅子。

　座風呂とバイブラの2種のシンプルお風呂に入ってから、米口はスッとサウナ室に入る。遠赤二巻の真新しいガスストーブが部屋を温め、温度計は103℃を示している。二段のベンチに座り、無音の空間の中、米口は無と化す。浴室も人が少なめだったせいか、とても静かなサ室であった。100度を超えていたが、あまり身体が温まらない。例の彼女に熱を奪われてしまっているのではないか。

　米口はサ室を出ると19.3℃のお一人様水風呂に入りオーバーフローを楽しむ。オーバーフローは気持ちいい。そして、こちらの施設の一押しは8.8℃強冷シャワーだ。頭から浴びると髪の毛の先から凍っていくのが分かる。

　先程の介護椅子で小さな富士のペンキを背に休憩をする。気温が低めの浴室のせいか、あやかしにやられている身体のせいか、熱が戻ってこない。これは高温の湯の銭湯で溶かさねばと、雲翠泉に行くことを米口は決めた。

　最後に三河島の雲翠泉さんで荒川ﾗﾘｰを完走して景品をいただく。木ｻｯｼ、格天井、早川さんの富士のペンキ絵、鹿苑寺金閣を含めた4枚のタイル絵、そしてなんと言ってもセンターの浴槽。ほとんどシャワーが無い浴室。めちゃエモい。センターの熱湯とチョイ熱湯、実は奥の健美泉が46℃だった。

　その後、高校時代の野球部の同級生と酒を酌み交わし、面白エピソードを皆で笑い合う。米口は電車で見ず知らずの女学生に恋文をいただいた話を自慢げに話す。ハゲチョビンのくせして🤣。

麺処 晴

濃厚煮干そば

ド煮干、低加水麺細麺、刻み玉葱、磯海苔、レアチャーシュー。めちゃ美味い。 和えそばもいただく。

#男女サウナ再開最新情報
#銭湯お遍路161〜166

黄金湯（荒川29）
結構前っちゃ前なんですが、サウナが男女とも再開されたので、帝国湯（荒川区）再開訪問の後、ハシゴ入浴

⚫︎サウナ営業時間
男性＝毎日17〜22時
女性＝毎日15〜20時
※終了時間になったからといってスイッチを切ってしまうことはなく、終了時間までに入ると、上がるまで待っていて下さいます

⚫︎料金
現在は平日土日関係なく料金+200円。バスタオル１枚とビート板付き

⚫︎サウナ
女湯は94℃くらいのアチアチ。小さめの箱に対し、大きめ室温計と12分計＆５分砂時計

⚫︎水風呂
季節変動性と思しき１〜２名サイズ、この日は26℃くらい。バイブラあり。立ちシャワー２基

⚫︎浴室
田中みずき絵師の富士山がサ室側の壁に、その隣に椅子が置いてある不思議スペース。そこで休憩できそうな余白地帯

⚪︎番外情報
今は無き「富来(ﾄｷﾞ)浴場」（西日暮里）の御子息が番台に座ってるとの情報を得ていたためお尋ねすると、既に辞められたが、今日つい５分程前まで入浴で来ていたとのこと。ニアミス残念！

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最近の訪問銭湯備忘録

・滝野川浴場（北28）お遍路161
唐揚げさんご推挙。石川県から養子縁組で継いだご夫婦が営む。浴室の金魚池をはじめ、手造り浴室が個性的かつ素敵すぎて個人的イチオシ銭湯に躍り出る。一発で辿りつけない都会の秘湯。女将選手権でも優勝候補。全人類に行って欲しい、知られざる銘銭湯

・高砂湯（立川2）162→サ活アリ

・三原台富士の湯（練馬25）163
練馬区のびわの葉湯で。唐破風・千鳥破風の堂々たるファサード。ロッカーの他に脱衣籠現役のため脱衣場が広々。どこにも富士山が見当たらない富士の湯。敷地裏に神社まである地主風銭湯。知らんけど。立派なのは間違いない

・帝国湯（荒川28）164
先の休業理由は前オーナーの死去により銭湯の存続が宙に浮いたため。残された親族の１人が継続を主張したため存続が決まったとのこと。赤字なのに残したいオーナー一族の胸先三寸の運命。国宝に指定されてもいいくらい美しく貴重この上ない物件

・亀の湯（江戸川37）166
たった１人で全てを切り盛りする店主のぼやきTweetが気になって仕方なかった銭湯。江戸ちばラリー＆よもぎ湯イベントで。気難しい方か？と思いきや優しい方で会話が弾む。地下130mの天然地下水100％掛け流しの湯水は、ほんのり硫黄臭のする温泉成分30種入り。電チャリで行ったら疲れと空腹でへとへとになったが、水風呂の気持ちよさが筆舌に尽くし難くて昇天