住宅街の無印良湯、桜台温泉。
今日はサウナースの看病のつもりで名古屋に来てみたらピンピンしとった。ランチのパスタ、大盛〜だって。元気になって良かったね!でももう一日サウナは様子見るってことで、ボクは一人で2度目の桜台へ。ここ、前回とっても良かったから。17時入湯、連休だからか9台の駐車場が一台だけ空いてた。
外観も浴場も、本当にシンプルでアクが少なく、そのせいか墨率も低め。サ室は狭く5人MAXですが、ストーブ近くに座るとローストされるような直火焼サウナが味わえます。普段サ室は8〜10分だけど、12分気持ち良く座れるのは貴重。っつーのもチメタい水風呂でキリッと身体を〆るのが楽しみだから。14℃くらい、サ室と良いバランスなんだよなあ。
今日はサ室は常時4人くらい。お風呂目当てなら勧めないけど、サウナはここならではの良さがあるから、一度来てみてくれよな!ちなみに料金440円、銭湯には珍しくシャンプーとボディソープが備付きです。5セット、気分スッキリ爽快〜ポコニャン。
「あなたのことが好きなのか分からなくなった」
そう言われたのは別れの季節には少し早い2月の上旬だった。
付き合っていた彼女にそう別れを切り出され、半笑いの原田泰造に顔面をヴィヒタで叩かれたような今の感情を投げ捨てるため桜台温泉に向かった。
正直盗んだバイクで走り出したかった。
だが、俺の自動車免許では原付しか運転できない。国土交通省を恨んだ。
そしてそれは突如現れた。
平静な住宅街の中にいきなり現れた銭湯。
そういえば彼女との出会いも唐突だったな
と少し笑いながら暖簾をくぐった俺を女将は怪訝そうに見ながらお金を受け取った。
綺麗なロッカーに乱雑に衣類を投げ込みサウナ室に入った。
ああ、、、すごくいい
テレビがない狭い空間が今は救いだった。
流れてくる優しい音楽。
汗を流し、すぐ隣の水風呂へ。
つ、冷たい?!
綺麗で臭みのない水風呂。
このままカルピスを薄めて飲めるのではないか?最高すぎる、、、。
そして脱衣場に座り置いてある中スポを読む。
最高。整わないわけがない。
根尾、、、何回表紙飾るんだよ、、、
俺は泣いていた。
ありがとう桜台温泉、、、
ありがとう原田泰造、、、
俺、、、前に進むよ。
ー完ー
男
- 90℃