東京・湯河原温泉 万葉の湯

初の朝ウナ。下北のライブハウスでオール後始発で…の予定が有難いことに友人が車で送ってくれて午前5時過ぎ到着。時間に余裕ができたので朝風呂入館を選び、旦那とじゃあ9時前にと約束し別れるも久々の徹夜で激眠い。寝落ちて気づいたら昼とかありそうで怖い、てか湯船やサウナで寝たら最悪死ぬぞ、などと思いながら洗い場へ。アメニティが豊富で有難い。シャンプーは最後派なのでひとまず顔と体だけ洗いますがシャワーで流してもなんだかぬるついている…そこでふと先ほど入口近くで見た説明書きを思い出します。軟水を使用していてぬめりを感じるが石鹸が落ちてないわけではない、と。なるほどねぇ。

広々とした湯船を満たす湯河原から運ばれた本物の温泉はかつても将軍家に献上され江戸へ運ばれていたというから驚き。日本人は昔からわざわざ源泉地のお湯を運んでまで温泉を愉しんでいたのか。しかしタンクローリーもない時代にそんな長距離お湯(着く頃にはとっくに水)を運ぶのめちゃくちゃ大変そう。
水素風呂は38度と他の浴槽よりぬるめの設定。温浴施設で水素水の自販機はよく見かけるものの正直ネットミーム化したアレのイメージしかなく飲んだことはありませんが、ファインバブル技術による微細な泡が水面に霞文様を描くのをぼんやり眺めつつ書かれている通りきっちり7分浸かってみる。
寝不足でいきなり高温サウナへ突入するのは少々不安もあり1セット目はミストサウナから。10分、まだ余裕はあるもののうっかり寝落ちないうちに切り上げ水風呂へ。低温サウナではかけ水やシャワーで済ませがち(サ室が外にあることが多く動線的に不便なのも大きい)ですが今日はしっかり浸かって外へ。早朝の澄んだ空気の中での外気浴は至高。
2セット目、いよいよ高温サウナ。まだ遠慮して最下段に座りますが、熱すぎず心地よい適温で12分入ってしまいました。3セット目は中段で10分。温度と湿度の加減が自分好みで、外気浴のととのいにも拍車がかかります。
4セット目いくか迷うもまた睡魔が襲ってきたので手前の椅子で少し休憩…のつもりが30分ばかり寝てしまい、慌ててまだ入っていなかった外のお風呂を一通り満喫。時間も迫る中最後におまけの0.5セット。最上段に5分、かけ水して再び水素風呂へ。水風呂代わりにという口コミを見た気がして(気のせいかも)試したかったのです。流石にクールダウンには熱いがこれはこれで。
シャンプー後今日はもう一度温泉に浸かり、壁に書かれた正しい入り方に従いシャワーで流さず温泉成分を体に纏ったまま出てみました。洗面台の充実ぶりにまた驚かされつつ急ぎめで身支度。

朝ウナ、いいですね。朝弱いのでオールじゃなきゃ起きれる気はしませんが、できればまた来たい。

綺麗な施設で心静かに過ごしたい。あまり刺激のないやさしい温泉でゆっくり癒されたい。きっとその二つが叶うと思いやってきたら、平日日中とはいえこんなにも人が少なくて静かだなんて。そして、やっぱりこの無色なツヤのある透明感は湯河原温泉ならではで、湯船で手を擦るときゅきゅっとする。少しお高いけれど、だからこその贅沢な静寂、東京・湯河原温泉万葉の湯。

お仕事で疲れ切った週末を経ての月曜日、久しぶりに新規開拓すると決めた。でも生憎の天気、腰もまだ良くないし、心身ともに強すぎる刺激も人も避けたかったから、なんとなくここならと。南町田グランベリーパーク駅。電車を降りた瞬間テーマパークのようで戸惑いつつちょっとうきうき。時刻表を見ると5分後にシャトルバスがくる。ありがたい。

下からは撮りきれない高いビル。フロントも七階。LINE会員証で受付して入ると足湯庭園なるものが。雨じゃなきゃ入ってみたかったな。浴場は六階。男性は作務衣、女性はいろんな浴衣と作務衣から選べる。脱衣所に入ってたじろいだ。一人もいなくてスンと静まり返ってた。いいのかな。いいのかな。

どぎまぎしながら浴場へ。露天側一面が窓で開放感いっぱい。三人。静かで穏やかな空気の中、湯河原温泉がツヤツヤのキラキラで、求めてた景色そのものすぎて浴場に入っただけなのに昇天しかけた。シャンプー色々。しかも冷シャンプーが氷水で冷やされてる！スタッフさん考案というのを使ったけど香りが渋くて苦手。流しても流してもヌルヌルして全然落ちない。ってシャワーめちゃ軟水。

温泉気持ちいい。熱すぎず、なめらか。心にも体にもほしい。このしっとりな透明感。内湯には他に水素風呂。露天には広い湯船に石風呂に浅湯に寝湯。お湯がキラキラ過ぎて上の簾にまでキラキラがゆらゆら。

#サウナ
高温サウナ、とても綺麗。三段。いい質感のマットを手に取り三段目へ。低刺激だけどふっくら存在感のある熱。86度表示。間引かれて8人までだけどその距離感が絶妙にいい。ストーブがイズネス！ロウリュは休止中とあるけど、オートはあるのかな！わくわく。しかし四セットして出会うことはなかった。音はTVとヒーリングのミックス。隣のミストサウナはやさしいスチーム。ほんのりよもぎか何かの香りがするような。座面に傾斜がある。貸切。

#水風呂
軟水でするする。18度で動きほぼなく無心になれる静けさ。

#休憩スペース
露天にはベンチもあるけど、木の枕のある寝転がれるスペースが二箇所。人がいないと油断しかしないから、つまり寝た。

ボディケアのおかあさんがめちゃ腕利きだった。感謝。最後にまたお風呂して、帰りはシャトルバスで町田まで。

記念すべき、初サウナ。
整いはまだない。

サウナ：12分 × 4
水風呂：1分 × 4
休憩：5分 × 4


＊

主人がサウナにハマり、週末のお出かけの締めは温泉施設に行くことが定番になっていた我が家。
かなり、あちらこちらの温泉に行っているけれど、その中でも万葉はよく足を運ぶ場所のひとつだ。

温泉だけでも十分に楽しいし、最近のサウナはやり方やマナーが難しそうだし、何より子供がいるとサウナをゆっくり楽しむのはハードルが高そう、とサウナは未経験だった私。


でも、今回はタイミングよくサウナにチャレンジできそうだったので、行くか！とサウナの世界へ足を踏み入れたのだ。

#サウナ
#水風呂

サウナは2種類。
まずは、初心者にも優しそうなイメージのミストサウナへ。
幸いにも誰もいない。
人が少ない方が、初心者には緊張感がなくありがたい。
タイルばりの可愛い雰囲気の室内には、ラベンダーの香りがふんわりと漂い、ミストの靄が心地よい。
温度は45度とのこと。
目を閉じて、深呼吸を意識しながら10分。

水風呂は18度くらいで、水深は通常のお風呂と同じで、しゃがんで胸くらい。
初の水風呂の冷たさにドキドキしつつも胸まで浸かると、フワーッとした感覚が身体中に広がり、思いの外、気持ちがいいものだった。



#休憩スペース

外にデッキチェアと露天風呂の隣にも横になれるスペースやベンチもあって混み合っている感じはなし。
デッキチェアが空いていたので、タオルを体にかけて横になる。
内心、裸でデッキチェアに横になるのは恥ずかしいのではないか、と思っていたのに、サウナに入ったあとはそんなことが全く気にならないから不思議。
ただただ気持ちがいい。

次は普通のサウナへ。
今回も誰もいない。
スチームサウナと違ってテレビがついている。
へー、っと初心者にはなんでも物珍しい。
後から二人入ってきたが、二人とも普通に座らずにあぐらをかいたり、体育座りをして、自分の下段には足をつけていない。
これがマナーなのか、と思いつつ、時々足を持ち上げたりして誤魔化してみる。

テレビを見つつだったせいか、12分があっという間。
汗をかきにくい体質なので、ここでやっと汗が少し出たかな、という感じ。

水風呂→外気浴

３セット目は再びスチームサウナへ。
４セット目は普通のサウナへ。

気持ちが良かったけれど、「整ったーーー！！！」という感覚は、正直まだない。

でも、ヨガや瞑想をしているときの、意識が自分自身の体と心にのみ向かうのは心地よいものだ。

天ぷら冷やしうどんと生ビール

ここはメニューの写真がきれいで食欲をそそる。 ビールは生中♡