男
- 90℃
- 21℃
静寂の赤坂
三連休初日、部屋の掃除をしながら桜を眺める。
結構咲いてきたな。。。
サウナイキタイ。。。
自宅から1番近いけど外観のパンチもあり二の足を踏んでいた。
これまではオリ赤か清水湯、改良湯など、少し足を伸ばしていたが新規開拓をしなくては、との責務感が胸の奥から突き上げてくる。結局家を出た時には空の色は紅くなっていた。
コンビニでポカリを買い、いざ。
フロントで下駄箱の鍵と引き換えにサウナの意志を伝えロッカーキーを貰う
更衣室は6F、ロッカーの中にはガウンとハンドタオル、バスタオル、歯ブラシがありますから、と。。。
エレベーターで6Fへ
人の気配がしない。まるで自分が神隠しに遭って40年前の世界に迷い込んだかのような。
期待と不安を募らせながらもガウンに着替え8Fへ。
3畳ほどのエレベーターホールには時計と棚があるがどの棚にもものが置いていない。
ガラガラガラ
浴室の扉をあけると水の流れる音だけが響き渡っている。
人はいないようだ。
8畳程度のカラン場が手前と奥に2箇所
手前側のカランは数箇所撤去されており浴槽は空。
奥に進むと浴槽が2つ。
向かって左が41℃、右が水風呂で11℃
浴槽からオーバーフローしまくってる。
体を清めまずは41℃の湯船に浸かる。
熱すぎずぬる過ぎず絶妙なバランス。
これは良い。
そしてサ室へ。
サウナイキタイでの80℃との事前情報通り温度計は80℃を指していたが、体感はそれ以上。
壁面の一部は剥がれて落ちているが、サウナマットはふかふか。
砂時計がひとつだけで、水の音色が聞こえてくる。
「じっくり」という言葉でしか言い表せないが、とても落ち着ける空間だ。
砂時計の2回目位から汗が吹き出る。イイ。
きっかり10分で水風呂へ。
11℃はかなり冷たいが、肌を突き刺すような痛みはない。
喘ぎがこだまする。
トトの椅子はないのでカランの椅子に座り今にも壊れそうな窓を開けてみた。
・・・ッ!!!
春の夜風
窓からはビズタワーやATR、虎ノ門ヒルズなどが見える。
・・・ええやん
その後談話室(7F)での休憩も挟みながら計4時間の滞在。
人の好みは分かれるだろうが私は大好きです。
男
- 81℃
- 11℃
男
- 80℃
- 10℃
男
- 82℃
- 10℃
男
- 82℃
- 10℃
赤坂にこんなサウナがあるとは!
乃木坂方面に少し歩くと見えてくる外観は、赤坂のキラキラしたイメージと真逆の雰囲気。
フロントで館内の説明は一切なく、いきなり迷子になりかける。
落ち着いてフロアマップを見る。
6階にロッカールーム、8階が浴室だ。
エレベーターの窓からは外の世界がチラ見する。
ロッカーを開けると、ふかふかのタオルとパリパリに糊付けされた館内着、そして歯ブラシ。
さっと館内着に腕を通して、いざ8階に。
あつ湯、ぬる湯、サウナと水風呂。
シンプルな構成は好感が持てる。
サウナは84度表示だけど、不思議とぬるさは感じない。
狭めの空間にはテレビはなく、砂時計との対話だ。
水風呂はキンキンの10度!
久しぶりの温度にカラダがキューンと締まる。
外気浴はないが、窓を少し開けると半外気浴となる。
3セット終わるまで誰とも合わず、一人だけのプライベートサウナだった🧖♂️
7階の談話室にはいい感じのリクライニング。
数人しかいない他のお客さんと初めて顔を合わせた。
マンガのラインナップも好みだ。
笹塚にアジトと呼ばれるところがあるが、本当の意味でアジトらしいアジトはここだね😏
男
- 84℃
- 10℃
【赤坂を疾走する風。あの時の表情は忘れない】
「お前と赤坂で落ち合うなんて不思議だな。」
彼の言う通りだ。
サウナ金融マンとはもう10年来以上の仲だが、いつも中野とか下北沢で崩れたガールズバーに入り浸ってた。
互いにオトナになり、今日志楽の湯に続き、彼のサウナに同行する。
「連れサウナはするつもりはない。これから行くところは俺のペースにもついてくるな。」
かぷせるいん赤坂。
錆びれた靴入れ。年季のあるEVはまるで大衆店のアレ。ドアが開けば嬢が待ってるかのようだ。
そして越後湯沢のどっかのスキー場を彷彿とさせる簡素過ぎるロッカー。
「貴重品はフロントへ」チラシがありすぎて若干治安の心配がまとう。
バスローブを纏い、共に8Fへ。ここからはサウナ金融マンのサ活を以下に記す。
~~~~~~~~~~~~~~
誰もいないココが好きだ。過去にも訪れているが秘境として投稿をしていなかった。
下段に知ってる顔がいるが、一人の時間を楽しむ。
座禅を組みじっとしていると小さな雫が大きくなっていく。カラッカラ特徴の現象だ。
指で腕をそっとなぞる。この円滑な滑り。
己の純度120%の汗の証。
蒸気で誤魔化してくるフィン式では出逢えない独特の現象。
12分で水風呂。あえて熱いお湯で流して隣の水風呂へ。
水が溢れ出す音色。誰もいない浴室に優しく反響し続ける。
1分で限界。持参したポカリを飲み、シャワーの外されたいわゆる「空き地」で休憩する。
慣れない。人がいないと逆に不安になる。ネットで張り付くされた天井がアングラさを一層ひきたてる。
静かなサ室、キンキン水風呂、鏡に映る己を見れる「空き地」、過去最高レベルである。
4セットを終え、浴場から出たカゴ入れで奴と丁度落ち合う。切っても切れない仲だ。
奴はドリンクも持ってきてないから残りもポカリを譲る。美味そうに飲む奴の顔がどこか懐かしい。
横にマルシンスパのようなトビラがある。
今日は思い切ってあけてみた。うあっ。
その時本日初めて、奴と目があってどこか嬉しかった。
~~~~~~~~~~~~~~
彼は突然奥のトビラを開けた。
心地よい風がカラダに吹きかかる。飲んでいたペットボトルに驚愕の奇声を詰め入れた。
目の前には夜空を灯る満月、そしてパールビルとbizタワーが彩る夜景。なんて景色だ。
彼は直ぐに優しく閉める。その時、彼の笑顔は筆者をどこか安堵させた。
若き頃入り浸ったガールズバーでの笑顔と全く同じだったから。[完]
男
- 86℃
- 11℃
- 2017.11.28 17:46 サのつく自由業
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- 2018.02.18 20:37 宇田蒸気
- 2018.11.01 14:44 パンダちゃん
- 2018.12.29 16:21 週末サウナー
- 2018.12.29 17:57 週末サウナー
- 2019.01.27 19:01 ひろぽん@サウナ愛好家🐸
- 2019.03.13 21:30 ダンシャウナー
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- 2020.01.04 02:14 つむぐ
- 2020.03.25 00:12 たくろうふぐーす
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- 2021.05.07 14:38 けそ
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- 2023.07.05 06:31 湯活のススメ