玉の湯

今年も「すぎなみ銭湯温泉めぐり」が始まった。
トップバッターは玉の湯ということで、他に行く予定を急遽変更して向かった。
日曜の夜ということもあってなかなかの客入りだった。
このイベント恒例の手ぬぐい配布はすでに終了していた。

毎度ながらこの温泉は体の温まり方が違う。
湯をメインに立ち回ろうと考え、温冷交互浴の時間を多めにとった。
合間にサウナ室を覗くと無人だったので、そのタイミングで入った。
ストーブが絶好調のようで部屋に入った瞬間からわかる熱さだった。
もちろん上段に座った。
まともに呼吸をすれば鼻の穴がひりつく。
いつ以来かぶりのストロングを取り戻したようだった。
温泉で芯まで温まり、水風呂で冷やす。
その後のサウナの強い熱だから、体の表面から温度が三層になっているように感じた。

以降のセットは一人きりになることはなく、人が増えだした。
ストーブ真横に座っても充分に熱かった。
それぐらいにストーブの調子が良かった。

ただ、よりによって今日かよ、という思いもある。
サウナ浴に終始していてはせっかくの温泉を楽しむ間がない。

温泉は年に一回しかないが、サウナの調子がいいのはまた出くわすだろうと思い、切り上げた。

久しぶりに長いこといた。

寒すぎて風呂入るのきついけど銭湯来ればこっちの物ということで来た😪
サウナは110度と表記ではあるが、外気の寒さ故にそこまで熱く感じない…しかし熱々の湯船に5分浸かって入ればサウナもクソ熱😵‍💫
水風呂は18度くらいであぁちーょうど良い😙
ここは外気浴とかは無いけどチャリ15分圏内の近所なので週末の寒い時期は重宝させていただいておりますわ😋

サウナ物産展に行った。
最終日だった。
色々なグッズを実際に手に取り購入するだけでなく、グッズを通して全国の施設に思いを馳せるいい機会になった。

それはさておき、今日も近所の銭湯サウナに通う。
TVドラマ「マグロ」(渡哲也主演)以来の二夜連続で玉の湯に向かう。

快方に向かっていると思っていた体調は停滞気味でこじらせた風邪がいつまでも治りきらない。
それに加え、私の免疫系がブタクサアレルギーもインストールしたのか、先月辺りから目が痒い。

幸いなことに今日は「じゃばらの湯」だった。
花粉症の予防に効果があるとされるだけでなく、「邪」をはらうとされる。
私の「風邪」も「邪」を祓ってただの「風」として吹き飛ばしてほしい。

ぬる湯の方は普段から薬湯なのだが、じゃばらの湯はあつ湯の方で実施されていた。
寒いからか、あつ湯の方が人気で、皆が皆思い思いの方向を向いて入るものだから後から入ろうとすると少し気をつかう。
座りのいいマッサージバスやエステバスは空くと同時に次の人が入る、軽い椅子取りゲーム状態だった。

サウナに入るか迷ったが、昨夜のジリジリした熱の記憶も新しく、時間がないながらもとりあえず頼んだ。

今日も引き続き体をしっかり温めるべく、湯に長いこと浸かっているとサウナに入る前に24時半を迎え、電気が消された。
追い立てられるようにサウナ室に入る。
昨日の続きをば、と思ってドアを開けたがその瞬間、昨日とは違うコンディションなのを悟る。
ストーブは調子よく唸りをあげていたが、この時間でも先客が複数人いた通り、出入りが多いようでマイルドだった。
下段に座ったのだが、すでに体は充分温まっていたから汗が1分と経たぬうちに流れ出す。
今夜はこのセットで打ち止めなので集中して臨む。
10分足らずだったが充実して外に出る。

せっかく温まった体を冷やしてしまうのが惜しく、水風呂は一瞬だけにとどめた。
この時期の水風呂は冷たさが増しているのでそれでも充分だった。

その後、ぬる湯に浸かってから帰った。
今夜もよく眠れそう。

今日は絶対に玉の湯に行くんだと決めていたけど、じゃあなんで？と聞かれても答えられない。
気張らずに行くのがいい。
むしろ気張らずに行くからいいのかもしれない。

今日も風が冷たい。
あつ湯が沁みる。
マッサージバスのジェットが当たるところなんか気にせずに脚を伸ばす。
体全体を思い切り投げ出す。
絶妙な熱さ加減で段々と汗ばんでくる。
目線の先には高天井で視界が広がる。
横にずれればペンキ絵の富士山が見える。

この開放感の演出よ。
外から見た限りではこんなにも開けているなんて思いもよらない。
明日は休みでこの後のことは何も考えなくていい。
遅くまで営業しているから思う存分楽しめる。
心まで解放される。

いつもより長めに温冷交互浴をした後、サウナに入った。
誰もいなかった。
そういえば土曜の夜にしては全体的に人が少なめだ。

もちろん上段に座るのだが、久しぶりにヒリヒリコンディションだった。
唇や鼻先だけでなく鼻の穴まで刺激される。
汗をかくどころか逆に肌が乾燥している気がする。
5分経つ頃にはやっと肌の表面がしっとりしてくる。
10分ぐらいになると汗の粒が大きくなり滴り落ちる。

この時期ではありえないぐらいに体がホカホカなので冷やし過ぎないように水風呂はキャンセルする。
まとわりついた汗だけシャワーで流してバスタオルにくるまりベンチで休憩した。
吹き込む風の勢いが強い。
壁に寄りかかりながら座る。
体は軽く、意識はより深いところに潜っているみたいだ。
いや、脱力感に体は沈み、意識は膨れ上がってどこかに飛んでいきそう。

そんな矛盾した状態の間を行ったり来たりしながら10分ほどすごす。

そういえば、サウナ浴のメインディッシュは休憩だ、みたいな言葉があったような。
今更思い出した。

2セット目はストーブの真横に座った。
上段よりも温度が低いはずなのに座ってすぐに汗が流れ出す。
体の中で燃焼が起きて意識も活発になりそうなところだけど、猛烈に眠くなった。

その後もまた水風呂に入らずベンチで休憩した。

最後はぬる湯で締めた。
もしかしたら緩めたのかもしれない。
そんな区別が出来ないぐらいに眠くなった。

芸人の養成所通ってるみたいな会話してた4人の会話が面白くなかった

サウナに長時間居座ったうえで、水風呂に浸かりながら高い天井をボーッと見上げ空間の広さを体感するのが玉の湯ような宮造りタイプの銭湯の醍醐味

焼鳥 川名

ニュートンセット

完全体