【閉店】天然温泉・黄金の里

♯新規開拓／累計367施設

一見、こじんまりとした田舎のお風呂屋さんかと思いきや、面白おかしく、自虐ネタをふんだんに織り込んだ変わり種スパ銭だった。スーパー銭湯で自虐ネタ？と首をかしげるのも無理はない。良くも悪くも店構えは"普通"だったもの。

『天然温泉 黄金の里』さん。富里ICから少し走ったところ。近くに駅は無いので、バスを用いるか自家用車でのアクセスとなる。角張った二階建ての建物で、どことなく昭和の香りがする。

料金は850円でタオル別。一階がお風呂とカットサロン、二階がレストランや休憩処となっている。エントランスにはお土産やらなんやら色々な商品が陳列されている。雑多感。

一番好きだったのが脱衣所。脱衣所に好きも嫌いもあるの？と思うのは常人の思考なのでご安心を。ただね、ロッカーの貼り紙一つ一つがとっても面白くて。こんなに浴室に入るまで時間がかかったのは初めてかも。

統一しているのは、二階ゲームコーナーの人気の無さを嘆いているということ。「お気の"毒"様」という文字と共におどろおどろしい毒キノコの画像があったり、SF映画「第9地区」に掛けてUFOキャッチャーが100円で3回できるヤケ営業・人影の少ないゲームコーナーと書いてあったりと、自虐が凄い。

AMEMIYAが冷やし中華ではなく、やけくそ販売始めましたぁ〜♪と歌っている貼り紙にクスッとして、ようやく浴室へIN。やっぱりここからは少し時代を感じる造りなのね。所々傷んでるけど、味わいがある。

屋号と同じ黄金色に輝く天然温泉は、含ヨウ素ナトリウム塩化物強塩泉。よく見かける塩っぱくて肌触りがヌルッとするタイプのやつ。露天も内湯も一つずつだけど、シンプルに気持ちが良い。

♯サウナ　★★☆☆☆
電気ストーブの上にストーンがちょこっと。二段掛けでL字を反転した形。室温計は98℃を指すが、体感はかなりマイルド。年季を感じる風貌。木板は古め。ビート板の用意あり。

♯水風呂　★★★☆☆
ジャバジャバの掛け流し。水温は19℃くらい。水流が強めなので、羽衣は剥がされやすい。大きな特徴は無いが、冷たさは充分なレベル。

♯休憩　★★★☆☆
露天風呂の脇にベンチ1台と椅子1台。お手製？DIY感がひしひしと滲み出てる。これだけだと正直なところ物足りないが、奥に小上がりになったウッドデッキのようなスペースがあり、ここの満足度は高い。

デンと仰向け大の字になって、微かに隙間から差し込む光を浴びる。天然温泉から湧き上がる湯気が天井を見つめる視界の端にかかる。

計2セット。78点。混雑も無く、自分のペースでサ活できるが、全体としては今一歩。

成田空港に隣接する #航空科学博物館 へ鉄分ならぬ空分を補給しに行った帰り道、富里市にあるお気に入りの #黄金の里 でサ活です。

ここは昭和の雰囲気が漂う、古き良き温泉施設。
ヨウ素とナトリウムなどの塩分がたっぷりと含まれた、柔らかくてとてもいいお湯があります。
ちなみに土曜午後にしては空いていました。

さて。
身体を清め、温泉で下地を入れます。
室温計は92℃。
常連のお父さん達が今日はぬるいなぁって語っていましたが、確かに前は100℃弱だったかも。

だがしかし。
6分ほど経った頃から全身玉汗。
程よい湿度のおかげか、息苦しくなくて快適なのに、ものすごい発汗です。

時計が一周したところで離室。
汗を流して水風呂へ。
水温計はないですが、体感16℃前後の水がかけ流されていて水質は良好。

はぁ〜。たまらん。

床が滑るので、ゆっくりしっかり露天スペースへと歩みを進め、板敷の寝転びゾーンで外気浴。

天井の格子が上から下に回っているように見える。
だいぶととのっているようです。

じっくり休憩を挟みながらの3セット、最後は温泉にゆっくり浸かって。
約一時間半のサ活でした。

注意点は、常連のおいちゃん達がサ室内で、飲み屋や病院やスーパーなど、取り止めもない話題を延々と話し続けること。いわゆるサウナマナーというか、リテラシーがない事に耐えられるか。
リンスインシャンプーがいわゆるアレなので、気になる人は持参が必要か。
施設全体的にオシャレで綺麗ということは無いので、女性と行く際は先方に耐性があるか。
くらいでしょう。

2階にはカラオケ付きの宴会場兼休憩所があります。
リフレやスロット、ゲーム、謎の投げ売りコーナーもあります。

時間があれば、朝から夜までダラダラ居続けるのもいいでしょう。独特の世界観がクセになるかも？

男性ロッカーに貼ってある自虐ネタっぽいポップが秀逸です。近くに来られた際は一見の価値ありです。

湯楽城はまだ行ったことがないけど、個人的にはここがあるからどうも足が伸びません。