ジョイフル朴の木 宿儺(すくな)の湯

平湯温泉に向かう途中、
看板を発見。
サウナイキタイチェック。
登録なしとは、神の思し召し。
我は向かおうぞ。

なんか、そんな気はしてたの。
朴の木スキー場、なんと目の前。
しかもなんかの大会やってる。
みんなスキーウェア。
私だけスーツ。ゲレンデにスーツ。

え、やっぱりひらゆの森に行く？
てか、ドレスコード合ってないから
入店拒否とかない？
半笑いでフロントで無事受付。

#サウナ
2段と1段、3～4人用の小さなサ室。
86～90℃を行き来。
TVなし。5分計と温度計。
有線の優しい音のクラシック。

#水風呂
雪山の水を消毒して利用との事。
温度は計ってないので
わからないとの事。
刺す様な冷たさを初経験。
13℃以下である事は確か。
ゆったりと一人で入れる。
超絶良かった。

#休憩スペース
小さな露天の目の前がゲレンデ。
かなり至近距離なので
ガラス曇ってなかったら
浴場自体丸見え。
なので、故障中という名の
露出防止案内あり。
スキーシーズンは
女性出れませんが、
浴場内で充分ととのう。

スキーヤーがゲレンデにいるので
私含め利用者が3～4人。
温泉は肌馴染みが良くて◎
案内にあるバイブラやジェットは
女湯には無く、大きな風呂ドーン！
あとは水風呂のみ。

シンプル・イズ・ベスト。

サウナも温度に見合わず
健やかに汗が出てくる。
サ室の窓からゲレンデの反射で
白い輝きが穏やかで
静かで贅沢な時間を過ごす。

水風呂では、【刺す】冷たさで
1セット目は30秒が限界。
2セット目以降、その冷たさを
体が欲しがってしょうがない。
錦鯉にでもなったんじゃないかと
思うようなあんな鮮やかなあまみ、
それはもう！感動したもの！

休憩のベンチ。
そう、これがサウナ。
アタシ、イマ、シアワセ。
心底陶酔しきってととのう。

ゲレンデに人がいなくなってきた。
今がｰ4℃の乾いた冷たさを
身に纏うチャーーーーンス！！！

と、4回目のサウナに
入ろうとしたところ。
チルドレンWithママ友集団が…
浴場内が2人から
まさかの15人に増える。
なに！？なんの増殖！？
あ！ゲレンデから引き上げたのね！

それからは怒濤。
子供達「温泉プールだぁ！！」
泳ぐ泳ぐ泳ぐ。
水風呂は度胸試しで
騒ぐ騒ぐ騒ぐ。

夢から覚めたように現実へ。
もう1セット、
錦鯉になりたかったな。

全く関係ないけど
太郎鯉のCM思い出しちゃった。

恒例となった登山後のサウナ+温泉。

下山後、上高地から平湯温泉に戻り施設を探す。


帰る途中にあった「宿儺の湯」さんへ。

冬場は朴の木平スキー場。
今の時期はホテルと日帰り温泉としても営業されている。

男性の浴場は3Fに。
温度の異なる2つのお風呂と露天風呂。
入り口を入って右手にサウナ室があった。

体を洗ってまずは水風呂。
登山で疲れた足と身体をクールダウン。

それからサウナ室へ。
サ室は2段の作りになっていて、上下に3名ずつ座れそうな広さ。
昼間ということもあって、利用者もまばらで広々と利用することができた。

1セット目は完全に貸切。
湿度も低くカラカラ。
温度はこういう施設にしては高く100℃を指していた。
期せずして“昭和ストロング”なサウナを体感することができた。
最初はなかなかだったが、ある瞬間から滝のように発汗。
カラカラサウナあるあるですね。

掛け湯をして水風呂。
最初は冷たく感じたけど、18〜9℃くらいかな。
じっとしているとかなり長時間入っていることができた。
水も綺麗で肌当たりも良かった。
気持ちのいい水風呂です。

休憩は露天スペースで。
露天からはスキー場が一望できる。
今の時期は一面の草原だけど。

心地の良い風に吹かれる。
標高も高いので日陰はちょうど良い気温。
空を舞うトンボの姿を見て訪れる秋を感じた。

ゆっくり3セット。
疲れた身体を癒すことができた。

「宿儺の湯」さん、ありがとうございました。
是非また訪れたいです。