ブロンモード新宿

金曜日の午後に半休を取り、他のサラリーマンよりも早く仕事を切り上げた優越感を胸に、軽い足取りで向かったのは新宿の歌舞伎町。

ソロサ活を楽しみ、銭湯サウナやスパサウナなども満遍なく経験してきましたが、未だ未開拓なのがラブホサウナ。
なかなか小っ恥ずかしくて足が遠のいてしまっていましたが、今日は気分も良いのでチャレンジしてみることに。
このプライベート感がたまらない。

パネルで部屋を決め、部屋番号をフロントで伝え、支払いを済ませる。
ほぼサウナ付きの部屋のような印象でしたが、その中でもドライサウナ付きの部屋にしました。

期待を胸に、いざIN。
サウナの電源はOFFのため、まずは電源をつける。
温まっているのを待つ間、室内のいろんな設備を一通り楽しんでみる。
有線で懐メロを楽しんでいると、いい感じを通り越してかなり熱くなっている…
なんと120℃、ストロングすぎやしませんか。

浴槽に水をしっかり溜め、サウナへ「ふぅ」と小さく息を吐きながら入る。
熱い、熱すぎる…背中と乳首が焼けるようだ…
みるみるうちに汗が噴き出てくる、これはいい。
狭い室内だからか、熱はしっかりこもり、体を満足させてくれる。
火照った体を、大きめの浴槽に誰にもお構いなしで頭から突っ込む。
ジェットバスを作動させ、羽衣ぶっ壊し大作戦をしながら体をしっかり冷やす。
タオルで軽く水気を拭き取り、ベッドに大の字でダイブ。

かつてここまで露わな姿で休憩の瞬間を迎えたことがあっただろうか。
事前に有線を鳥の囀りに設定したおかげで、まるで森の中にいるようなリラックス空間がそこには広がっていました。

人の多いサウナに慣れていたせいか、ここまで自分都合でサウナを楽しめたことは久しく、開放感が凄まじかったです。

これはハマってしまいそう…
パートナーがいる人も、一度サウナでととのえば、次のあれやこれやもすぐに楽しめそうなくらい元気になります。

サウナ10分→水風呂2分→休憩5分
サウナ10分→水風呂2分→休憩5分
サウナ10分→水風呂2分→休憩5分

秘かに話題のラブホサウナ。部屋によってサウナの仕様に違いがあるため、さながら現代の秘境だ。

こちらブロンモード新宿は全室サウナ付き。ただし、37室中12室はスチームサウナだ。部屋を選ぶ際のパネルに、ドライ・スチームの表示あり。

この日入ったのは606号室のドライサウナ。客室ランク的には下から二番目（フリータイム7,140円）。なので、サイト記載のＦタイプなら同等の設備だろう。

浴室内にサウナ室に入るドアがある。専用のマットやタオルはないので、部屋にあるものを使う。
サウナは、ストーブの上に石を置いたフィンランド式。一人が奥の方に体育座りすれば、二人入れないこともないけど、まあ一人用なのかな。座面から釘の頭が出てたりするので要注意。
ランクが上の部屋にすれば、余裕で二人入れるんだろうか？


90～100℃まで上がり、温度的には充分蒸される。が、足元がすーすーする。椅子の下に空間あるのと熱が下まで届かないからか。

スイッチを入れて一定時間経つと電源が切れるようだ。火災防止のため致し方ない。最初にスイッチ入れてベッドの上であれこれしてから熱～いサウナに入りたい方は、スイッチONになってるか時々確認しに行った方がよい。

意外にも良かったのは水風呂。浴槽に水を張るだけなのだが、推定20℃くらいで熱すぎず冷たすぎず、個人的には好みの温度。芯まで冷やしたければ長く入る。
ライティングとバイブラのスイッチを入れれば、ひと時のゴージャス感が味わえる。
プライベートサウナなので、同行者の合意があれば、汗を流さずそのままドボン、耳と頭も浸けてバイブラの水流と轟音を楽しむことができる。

他の部屋のサウナも味わってみたくなった。