湯河原惣湯 Books and Retreat

【1/3追記※水風呂派の人はみるな危険】
とてもコンセプチュアルな黒とグレーを基調とした空間設計で映えがやばい。
建物は近代的なフォルム、自然と調和した導線、平置きでシンメトリーに並べられた贅沢なスペースなライブラリー、館内着まで黒の徹底ぶり。
カップル、女子、オシャレ系みなさん大好きかと。

特に空間設計で素晴らしいと感じたのは
説明が最低限で情報などを徹底的に省いており、
浴室には時計すら置いてない情報断食が出来る
禅に通じるシンプルさ

これは前情報のクチコミよりサウナも期待出来るのでは？と期待値があがるあがる。

サウナ詳細以下
※追記:乾式高温サウナ
ベンチ:1つ。マックスで4人ぐらい座れる
温度:88℃〜92℃。開け閉めが多いと外気が寒いので温度変化あり。
外気浴スペース:1脚のみ。と思いきや、左はじのデッキに考えようには寝そべられるスペースあり。やるかやらないかは貴方次第。
水風呂:なし。水シャワーが10℃切るぐらいの冷たさ。
※追記:実際の温度
水道水を使用気温による影響を受け冬5-15℃夏15-25度程度を予想
でした。

スタッフの方ご返信ご丁寧にありがとうございました！

今回、
サ10分 水シャワー1分 外気浴:デッキハジ 10分。
外の露天が併設されてる眼下には湯河原の豊かな森と素晴らしいBGMを提供してくれる川。
1発目でプンリー１発ツモ裏ドラドラギマリ、のハネマン。川の音が心地よく、完全に湯河原と調和。感謝の気持ちで満たされてしまいました。ありがとうありがとう。

期待の2発目はトラブル発生。
6分目ぐらいの時に私物のバッグを持った様子の可笑しい5-60代が登場。
大丈夫か？と思いスルーしていたら、私物のバッグはベンチに置いて、
何故かスクワットを敢行。
これはわらってはいけない？を彷彿とさせられて集中力を乱され、7分ぐらいでサウナアウト。
先ほどより身体が温まっておらず、過去一に冷たい水シャワーの洗礼を受け30秒ぐらいで断念。
しっかりと身体を拭き(ポリシー)、再度恍惚の左ハジデッキで寝そべるも寒すぎてキマラズ2分ぐらいで早々に再トライ。
もういないやろと思ってサウナをみるとまだスクワットしてるので流石に、
私物のバッグは中に入れない方がいーんじゃないですか？と指摘
あっ、すいませんとスクワットじじい素直にアウト。
その後、1人で12分の水1分デッキ10分でもう1度ハネマンをツモり。ご馳走様。
また再訪確定。
また明日もサウナイキタイナ。(文字数制限あるんですね笑)
こちらを見て行かれた方コメントお待ちしてます^ ^

12:00in

鎌倉から相模湾を眺めながら湯河原まできた。惣湯はサウナ施設ではないとの情報が多かったので主に温泉を楽しませてもらおう。

入口で丁寧な説明を受ける。

昼間は基本的にはご飯がセットになっているコースだけ。確か水曜日だけは予約なしで入れるんだっけな。とりあえずこちらの施設は何をするにもまずロッカールームにあるシャワーを浴びて館内着に着替える必要がある。汚いままでは食事ができるエリアにもお風呂も行かせない。

ちなみにシャワーヘッドが妙な形をしている。なんていうか棒。水が出る穴が一列に配置されている。きっとオシャレなんだと思う。ただ手に石鹸類がついてると、滑る手でつるんとした金属の棒を持っているのと全く変わらない状態に陥るので取り回しが難しかった。水圧でくるんくるんした。

和食の美味しいお昼ごはんをいただいてから館内を探検。

貸切になる離れのお風呂が男女でそれぞれ。もうひとつは普通に複数人が入る浴室。貸切は別料金が発生するものではなく誰も入ってなければ使ってよいとのこと。

サウナは普通の浴室の方にある。

他の方のサ活にあるように特に熱くもなくぼんやりとしたサウナ。昔の森乃彩のサ室をもう一段階ぼんやりさせた感じ。これなら別になくても良いかな。

水風呂はない。休憩できる椅子はあるもののちょっと硬くて痛いので裸で座る用ではなさそうだ。

なるほど。これはサウナ目的で来てしまったらガッカリ感が半端ないだろうな。

温泉もただの温泉で高温のやつとか低温とか、バイブラとか、電気風呂、ジェットバス、寝湯、などなど、そんなものはどこにもない。ただお湯があるだけ。温泉も楽しむ要素が少なくて最初はどうしたものかと若干頭を抱えた。

ただ途中、惣湯テラスは自然以外は単調な温泉があるだけなので「動的な欲求が封じられている」ことに気がついた。

次はあのお風呂に入ろう！とかサウナに行って水風呂行って休憩する！みたいな行動を起こせない。そのため、できることはただ「たまにお湯に浸かる」「着替えてぼーっとする」「なんとなく自然を眺める」それだけになる。

それだけなんだけど、たまに吹く風がすげー気持ちよかったり、ちょっと冷えたら温かいお風呂があるし、空は青いし。これって「大人の贅沢な時間の使い方」ってやつだということを認識したあとはなるべく動かずに「喧騒を忘れて自然を感じる」ことに終始。

途端に満足度があがった。

惣湯は「大人」向けの施設なのだ。きっともっと時間をかけて「何もしない」を楽しめばさらに満足したかもしれない。