【閉店】東方棕泉九龍店

※2023.10追記:8月に結業したようです。

戻ってまいりました香港。
ただ完全体となるまではもうしばしの時間を要し、週明け領事館に駆け込むのであります。あとちょい。

こちらに移って約1週間、驚いたのはそこまで湿気がお戯れしてなくて意外に過ごしやすいこと。気候的には。
一方で今週は本土で大連休。ちむ近辺はマンダリンスピーカーたちのお戯れがなかなかのものでこれがback to normalかと感じざるを得ない。

そんな本日は沙田でG1デー。日本馬も何頭か出るとのことで久々に豆券握りしめ、、どうせなら桑拿で見ようかと(行っておきたいだけ)。

では…白昼堂々イン！
(言いたいだけ)

久々の探訪先は佐敦の東方棕泉。
安定して美味しい免費飯と、水風呂inサウナ室の香港スタイルを味わいたく。またここ実に1年以上訪問してなかったと。なら捜査するしかない。

対面の佳佳甜品に並ぶ観光客を横目に入ると、お値段は高くなっておらず据え置き。同チェーンの他店舗と比べるとリーズナブルな設定が不変で安堵。

かつては暫停營業だったスチームサウナも稼働して、体を清めた後初トライ。
これがなかなか良かった。そこまで凶暴な温度設定ではなく長居しやすい。そしてほのかに認識できるハッカの薫り。
グルシン水風呂に浸かった後の本番ドライサウナはなぜか貸切。水風呂も中にあるためサウナ室で完結することしばし。いやぁ〜至高。

休憩処に移動して免費飯たちをかきこむ。
菜肉餃こと水餃子が実に美味しく、さすが東方棕泉です。
握りしめた豆券とともにTVに映る賽馬を眺めるも、いやいや意外今日はここも空いている。一応こちらも3連休だからみんな出かけているのだろうか。とにかく快適に過ごせました。おじさんの特徴的なイビキ大合唱以外は。

次はサニパりますか！

師走。
例年なら忘年会の季節も、今年はここ香港で過ごしかつコロナ禍モード。それでもこちらではかなり落ち着いててほぼ普通の生活が戻っている。
ぽつぽつと入る慎ましい忘年会。先週は他社の駐在さんと数ヶ月ぶりにしっぽり集まる機会があり、バディさんとも久しぶりの再会。それぞれが近況を語りあった後、「ところでZさん今も桑拿行ってるんですか？」と照会が。
刹那、以前ドン引きされた記憶が蘇る。。
でも、嘘言っても仕方ないので意を決して正直に「週イチペースで行ってますね」と答える。やっちまったか…と思いきや。
「ロウリュできるんですかね？」
「ジムの桑拿が休止中なんでちょっと行きたすぎます」
まさかの好感触！てかみんな興味はあったのね笑
そうなると、これまでせっせと捜査した甲斐があるというもの。あれやこれや話してたら、じゃあ今度行きましょうとなる。

本日はそんな香港DQ5(スーファミ版の3人パーティー)的捜査記録となります。

前回もご一緒したバディさんと、ジム桑拿の休止で熱に飢えてたバディBさんとともに、こちら佐敦に潜入。
各々の家から遠くないことと、相対的にリーズナブルな価格が決め手。安心して紹介できる先なんです。

12時過ぎのインながら、浴室のお湯は前回と異なりしっかり温まっており、サウナ室も同様の臨戦体制。
最初は孤独に蒸される修行僧みたいな方が多かったが、時間が経つにつれ社交場の様相を呈し、ガウン着て煙草吸いながら談笑するおっさん、バスタオルを何枚も使って寝床を作るおっさんなど、独創的な振る舞いに遭遇するある意味ラッキーな1日。

約2年ぶり久しぶりの桑拿となったバディBさんは孤独に蒸された結果「いやぁ〜思ったよりキレイでここいいっすね！」とありがたいフィードバックをいただく。嬉しすぎる。

数ある施設を訪ねてもここにしかない顔パックをしながらラタンチェアで休憩し、2セットほどこなして休憩処へ。
夏場より冷房はキツくないが、それでもやや寒い。例によって、計2食分、たらふく食べる。中でも米線の焼きそばがメチャ美味でした。
驚いたのが、それなりに日常会話ができる日本語を操る店員さんがいたことと、本日45分の施術してくれたおばちゃんがわかりやすい英語を流暢に使っていたこと。広東語のみしか通じないローカルなイメージでしたが、覆される。いいじゃないですか。

そして今日はいつにも増して盛況だった店内。なぜか日曜ではなく今日土曜に沙田競馬が開催されてたからか、寛いでる方がたくさん。思ったより根付いててなぜかこちらが嬉しくなってしまう。妙だ…

また行きましょう！お二方とも大満足の帰結。多謝！

「合同捜査本部だ。これよりガサ入れだ！」
「は？？何言ってるかわかんないけど、マッサージは45分にするの90分にするの、どっち？」
「………」
「どっち？？」
「よ、45分で…」
「556HKDね(注:約7700円)」

いきなり出鼻を挫かれましたが、本日は合同捜査本部立ち上げということで、業界も関係ない他社の駐在さんと東方棕泉に突入。
数週間前、たまたま駐在さんの懇親会で知り合ったのがきっかけ。
「休みの日は何してるんですか？」
「あぁ〜桑拿行ってますね。」
「えっ……？」
これ、ある程度香港住んでる人からすれば極めて普通の反応で、最後2枚別施設の写真にも残しますが桑拿というといわゆるそれ系を取り扱う店も多いのです。そしてそうゆう店かどうかは入ってみないとわからないという笑
しかし、今回バディを組んだ駐在さん(バディさん)は、それいいっすねぇ！と唯一の好反応。
歳も、入港時期も、住居も近い。今は単身赴任の点も同じ。あっという間に意気投合。バディさんはサウナよりは風呂好きということで、いくつか候補を挙げ選んだ結果のガサ入れとなる。

オープン間もない時間帯は湯船も温まり切っておらずさながら不感湯。仕事を中心とした身の上話をしつつ、サウナへ。
やはり湿度を強く感じる90℃設定で今日も良い汗かけそうだと思ったのも束の間、入って早々、頭が泡だらけのスキンヘッド御仁が孤独に蒸されており思わずバディさんと目を合わせる。ガキ使みたいっすね…暖かく見守る。
室内の水風呂も通常稼働。顔は熱い状態で身体は冷却というレアなリフレッシュ。今日もいい感じで休憩処へ。瞬殺でマッサージ号令が出るのも前回同様。

そして本日も丁寧なマッサージに改めて感謝。
その後の免費飯タイムでは炒飯とつまみのウインナーに舌鼓。ハズレが無く、好食！
今日は日曜でTVも沙田競馬一色。レースが始まると、さながらウインズが如く、直線では「☆%△(差せっ！)」「＊○◎×(そのままー！)」と熱狂するローカルの方々。
現場の楽しさを感じつつも、気がついたら惰眠してた…

バディさんは夕方用事ありということで先に離脱。
その後も浴室でセットを繰り返し顔パックもしたりと気ままに過ごし、二度目の夕飯。ラーメンに目玉焼き載せて欲しいとオーダーするも通じず…伝家の宝刀である筆談で懇願し、出てきたラーメンを見たら、通じていた！繁体字と漢字は共通点も相応にあり、助かった…もちろんこれも好食。満面の笑顔で感想を伝えたら喜んでくれた。やはり表情は言葉の壁を越える。

本日も総じて上質な時間を過ごせました。ガサ入れは不発だったので、また捜査は続く。。

本日もせっせと捜査…のはずが、起きて間もなく、いきなりのぎっくり腰！初発！
歩けるもののぎこちない。そんな頼りない姿で向かった先は新規開拓重点捜査月間のターゲットである九龍エリア。今まで香港島エリアばかりでしたからね…

MTR佐敦駅から油麻地方面に歩いて数分。やってきました東方棕泉。ここ、TVCMでもたまに見かけるチェーンで、尖東と銅鑼灣にもあるという。

受付で提示されたのは問答無用のマッサージ付き料金。45分560ドル、90分780ドル。腰痛いからなぁ…という理由で、ここは甘んじて90分を選択。

早速浴室へ。
なかなか広め。シャワーブース8箇所に広目のあつ湯が1つと隣に水風呂。サウナ室は…やってなさそうだがいつもの例があるし注視。1回目の温冷交代浴中に、ドライサウナはやってることを確認(スチームもあるが休止中)。

で、サウナ室。
今までと違い、湿度を強く感じる。そしてストーブが向かい合う形で2台も！更にそして水風呂in theサウナ室！これはかなり良さげ。
そして皆さま自由すぎるくらいの振る舞いを見せる。体操に勤しむおじさん、免費バナナを頬張りながら蒸されるおじさん、ダンベルおじさん…早めの時間にインしたため部屋はそこまで熱さを感じず、ゆっくり過ごすことができた。水風呂もサウナ室で完結。表示9℃だが実際は12,3℃バイブラあり。腰も冷えて生き返る。

浴室を後にし休憩処のソファーで昼飯をと思ったらいきなりマッサージ行けと…渋々了承し90分を過ごしたがこれが非常に真摯に対応いただきありがたかった。余計なチップ交渉も無く淡々と。ただ腰はやはり痛い。それでも全身快復の様相。

戻ってからの免費ご飯たちも素朴な良い味。牛肉入り卵あんかけ飯、出前一丁菜心オリジナル、フルーツおすすめ盛り合わせ。仮眠と浴室と休憩処での食事を挟んだらあっという間に夜。
このサイクルでサウナ室も数回寄ったが時間が経つと熱さが定着し、お客さんの自由さもエスカレート。ネーブル食べながら楽しむ人、勝手にロウリュしまくる御仁、水風呂の縁に寝転びそのまま寝返りを打って水風呂に飛び込む…自分。

英語が通じにくく広東語天国なのかちょっと厳しかった。ただフレンドリーに対応いただき感謝。また外国人には厳しめという口コミもあったが、入港後何度も現地の方に道を聞かれた経験を持つ自分はローカルとして認識されてしまったのかもしれない。。