いわない温泉 高島旅館

予約は電話のみ、13室、固定ファンが多く週末などの予約はなかなか取れない、旅館というより料亭と考えている、など、いろいろ気になる岩内の高島旅館さんに金曜日泊の予約が取れたので、夫婦の記念日に突撃。

約束された天然温泉に、セルフロウリュができるというサウナ室も気になる。水風呂がない状態で、どのように攻略するかもわくわく。

16時頃に宿に着弾。みぞれが降りしきる中、駐車場まで傘を持ってお出迎え。ありがとうございます。

チェックイン後、早速お風呂へ。
なるほど。脱衣場を起点に、内湯と露天にルートが分岐している。
内湯には5席分の洗い場、4人サイズくらいの浴槽。40度を切るくらいの入りやすい温度帯。無色透明、くせのない肌当たり良い温泉。木で覆われた室内に、贅沢大きなガラス窓。暗めの照明も雰囲気すこぶるよい。
露天に出ると、右手にサウナ室、左手に露天風呂。ウッドデッキが素敵。露天風呂はやや熱め、3人サイズくらい。休憩スペースはほどほどあり。

いざサウナ室へ。2段L字、綺羅乃湯と同じくらいのサイズ感。照明暗めの木に覆われた部屋。ガラス窓からロビー方面が見える安心感。テレビなし音なし、砂時計のみあり。屋根にあたるみぞれの音が響き渡る夕暮れ後のサウナ室。いろいろ高まる。温度計は74度を指す。吸排気が見つからない。気密性高そうなお部屋。循環は弱く、ストーンからの熱のみ身体に届く感じ。
で、木桶と木のおたまあり、セルフロウリュさせていただく。これくらいの温度からのロウリュによる体感温度上昇は、ほんときもちいい感じmax。天井から少しづつ蒸気が降りてくる尊い時間をすこぶる楽しむ。雰囲気もいいので最高潮。

課題の水風呂。1セット目はみぞれが強く降り注いでいたので、露天のデッキでショーシャンクスタイルでみぞれを身体(ライフ)で受ける。そのまま露天でくつろぐ。まあまあ心地よい。2セット目は、身体の汗をほどほど拭いて、脱衣場を経由して洗い場の水シャワーで。お、シングルいってるバキバキ温度。水圧も悪くない。じっくり冷やしきり、脱衣場の椅子で扇風機にあたりながら鏡の前の自分と向き合う休憩。結果的にこれが1番だった。自分の身体にまとうあまみを鏡越しにぼーっと見つめながら、しばし過ごす時間が尊かった。
こんなのなんぼでも入り続けられる。

さて、身体を仕上げたらお楽しみのばんごはん。お部屋でゆったりといただく岩内のごちそうの山々。

心からごちそうさまでした。

5時にチェックイン。

ロビーにホットミルクのサービスあり。濃くて甘みがありウマウマ。カルアミルクリキュールもあって楽しめる。

夕食を遅めの6時半にしてもらって、急いでお風呂へ。1時間ちょいしか入れないが止むを得まい。

先客2名のみ。
焦る気持ちを押さえつつ、体を清め、露天でお湯通し。いざ、サ室へ。

温度計を見ると74℃。ちょっと物足りない。でも、足元には桶と柄杓が。4～5分のアイドリングの後、ロウリュ。一気に熱気が充満し待ってましたとばかりに汗が吹き出た。

水風呂がないので、内風呂に戻りシャワーを水にして汗を流し、露天で休憩。ととのい椅子は無いので洗い椅子に腰かけてまったりととのう。

3セットであっという間に1時間。

風呂上がりにはさっそくクラフトビール(アフターダーク)。
そして、背中まで一杯になりそうな海鮮料理。

満足満足。

強いてのぞみをあげるとすれば、
①水風呂あればなぁ
②サ室の温度がもし84～5℃くらいあったらさらに良いなぁ
③サウナは10時くらいで終了し、朝はやってないのでもう少し遅くまでか、早朝入れたらなぁ

ご飯で十分満足したあと、クラフトビールのおかわりを、と思ってロビーに行ったらもう終わってて、えーっ、そりゃないぜセニョール笑