地蔵温泉 十福の湯

今日は長野県上田市の地蔵温泉十福の湯さんへ。

調べてみたところ、こちらはサウナイキタイでの反響が長野県内で意外と少ないのですが、調べるほど本当に魅力的な施設であることに気づきました（ここが有名になったら長野のサウナランキング変わると思います）。

まず事前情報として、こちらの施設は長野県最大の石庭露天風呂があり、標高は1000m。そしてサウナ室は総ヒノキ造りの屋外サウナ。水風呂は地蔵温泉源泉を使用。

というわけでサ活に入ると、まず施設全体の内装が素晴らしい。入口の秘湯感あふれる雰囲気とは180度変わり、内部の休憩場所や売店などはフィンランドの森を彷彿させるような森林感あふれるおしゃれなインテリア。
サウナ客が増加しているのかサウナハットなどのグッズ販売も行われています。

浴場ですが、今回は左側が男性。まず内湯の内装もこれまたすごい。上に突き抜ける木造建築に源泉かけ流しの内湯。巨大な梁に使われる木の柱が立派です。

内湯で体を温めてお待ちかねの露天風呂に出ると、なんととんでもなく広い露天風呂が。
巨大な岩に囲まれた緑豊かな山渓を称える大露天風呂。そして横には屋外サウナと水風呂、休憩場所、水飲み場がまとまって設置されています。

露天で景色を楽しんだ後にサウナ室へ。入口はなんと二重扉で、外気が入らない本格的な造り。マットも使用できます。内部はストーブを囲むように座る場所がぐるっと設置されており、窓からは美しい景色が眺められる。
防音性もしっかりしており、外の喧騒がちゃんと遮断されているため、瞑想に非常に向いている。まるで山小屋のような雰囲気です。

サウナ室のあとは隣設のシャワーを浴びて水風呂へ。水風呂は地蔵温泉の源泉を使用した贅沢な水風呂。20度前後と少しぬるめでしたが、水質がよく、広いため、いつまでも入っていられます（右側浴場はもっと冷たいそうです）。

休憩場所は椅子３脚（外2、内１）とインフィニティ椅子2台（右側浴場はなし）。
そして巨大な寝ころべる岩が多数。
岩で整うのは、有名な佐賀の御船山楽園ホテルらかんの湯さんを彷彿とさせますね。露天は屋根があるため、気温の差ができ、心地よい風が流れてくる。山からは美しい景色のほかに虫や鳥の鳴き声が聞こえてくる。
そんな場所でそれぞれの好みの体勢で整っている人たちが。岩に挟まれるスタイルや岩上の仙人スタイル、寝湯スタイル、可能性は無限大だ。

改善点としては、桶を内外に配置してほしいと思いました。椅子などを洗えるともっと便利だと思いました。

今回のサ活は5セットで終了。
これは間違いなくリピート確定ですね。本当におすすめです。

＃秘境
＃サウナ道の修行者に会う

上田市の真田の中心部から約30分、ひたすら山の中を運転して、日が沈んだ頃に到着。周りに店も住居もない。恐らく歴史のある真田家ゆかりの秘湯なのだろう。真田の町には雪が無かったのに、この山には雪が積もっており、空気も冷たい。

電車の関係で18時に到着し、19時には出発、しかも食事もとるというハードスケジュールになってしまったのが残念。半日から1日過ごすべき施設。できれば宿泊可能として欲しいくらい。

木材の淵の内風呂には「天然温泉かけ流し」と記載があり、柔らかいとても良い湯だった。

長野県最大という露天風呂は山の木々に囲まれていて、夜という事もあり足元が不安。

サウナ室は円形で、壁際にベンチが一周あり、中央の床より一段低い場所にあるストーブを見ながら温まる。ロウリュは無いが、全面木製のサウナ室はしっとりした感じ。空気が優しい。時間の関係で1回のみのサウナ、2日間のサ旅の締めのサウナとして、TV・BGM無しのサウナ室は望ましい。

サウナ室を出ると、雪山に囲まれた露天風呂スペース。外気が痛い。サウナでかいた汗を流したいが、桶が無い。露天風呂のお湯を汲んで体にかけたかったが、叶わなかった。皆、サウナから出たらここで汗を流す事となっているシャワーがあった。今日の昼に行った他のサウナでは水シャワーで汗を流してから水風呂に入るしきたりとなっていた。ここでもそうなのか。サウナから出てウロウロしていたので、すでに外気に冷やされている体の冷えた汗を、外気の中で、水のシャワーで流せというのか。これから、外気で冷やされた露天水風呂に入るその前に、水のシャワーか。断念して、覚悟を決めてシャワーを浴びたら、お湯であった。助かった。ここには優しさがある。
　水風呂は外気より暖かい気がした。それほど外気は厳しい。とはいえ、ゆっくり入っていられる程の暖かさは無い。体感13〜14℃。外気よりは暖かいというだけで、水風呂としては、冷たく厳しい。
　外気浴スペースのベンチは2つ。誰も使っていない。サウナには10名程人がいたし、自分の前にサウナ室を出て、水風呂に入って行った姿も何名か見た。しかし、椅子やベンチでゆっくりするあの風景が無い。外気浴をしている人がいない！
　外気は寒く厳しく、水風呂も何なら不要で、露天風呂の温泉のお湯が心地よい。ここでは、特にこの季節は、サウナー露天風呂のお湯を行き来するのが最高の整う方法なのだろう。
　腰までお湯に浸かりながら、巨大露天風呂を移動していたら、冷たく冷えた大きな石の上であぐらをかいて森の方を向きながら座り続ける人を見つけた。彼は、サ道の修行者なのだろう。

野菜たっぷり味噌ラーメン

信州味噌の味噌ラーメンだと思う。七味もかけたが、善光寺の七味だと思う。